バックナンバー一覧 >> 2005 Vol.17 No.1 >> 特集 |
NTTグループでは、基本コンセプト「NTTグループ・エコロジー・プログラム21」に基づき、地球環境保護に関する基本理念と基本方針を示した「NTTグループ地球環境憲章」のもと環境保護活動を進めている。本特集では、環境負荷低減に向けた取り組みとして、環境負荷削減効果の定量化手法であるLCA、入札業務を効率化する電子入札システム、小型で省電力の光変調器、および大規模太陽光発電システムを紹介する。 |
NTTグループの環境負荷低減に向けた取り組み
NTTグループでは、地球環境保護に関する基本理念と基本方針を示した「NTTグループ地球環境憲章」に基づき、環境保護活動を実施しています。本稿では、基本方針の1つである「環境負荷の低減」に関して、事業活動に伴う環境負荷低減活動に加え、社会全体の環境負荷低減を目指した活動について、NTTグループの取り組み事例を紹介します。 |
インターネット接続サービスのLCA
ITの活用による環境負荷削減効果を定量化する手法として、LCA(Life Cycle Assessment)の適用を検討しています。インターネット接続サービスを例に、情報通信サービスにLCAを適用する場合の考え方と試算例について紹介します。 |
電子入札システム
NTTサービスインテグレーション基盤研究所では、暗号技術を応用したシステムとして、これまで紙を利用して行われていた自治体の入札業務を、PCとインターネットで行う電子入札システムを開発しました。ここでは、この電子入札システムを導入した場合の環境負荷の削減効果について解説します。 |
小型で省電力の光変調器
光変調器は光ファイバ通信の心臓部で、半導体レーザが放った光を超高速で点滅させ、光ファイバに伝える装置です。NTTフォトニクス研究所は、光変調器の大きさを従来の20分の1、消費電力を3分の1に抑える技術を開発しました。環境負荷の少ないブロードバンド技術の実現に寄与します。 |
大規模太陽光発電への期待
近年、地球環境保護の重要性の高まりとともに太陽光発電への期待が大きくなっていますが、導入量の大半は住宅用の小規模設備であり、今後、一層温暖化防止に貢献するためには大規模な発電システムの導入が必要です。ここでは大規模システムを導入した場合の効果、課題について紹介します。 |
□主役登場 |
|