特集

環境・エネルギー研究開発の展開と展望
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NTT環境エネルギー研究所は、地球環境保護や循環型社会の実現に向けて、ICT(Information and Communications Technology)を活用した研究開発を行っている。本特集では各技術概要および取り組みについて紹介する。


環境エネルギー技術の展開と展望
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◆執筆者 田中 公紀
◆所属 NTT環境エネルギー研究所

NTT環境エネルギー研究所は、京都議定書、NTT環境保護憲章をかんがみ、地球環境保護や循環型社会の実現に向けて、ICT(Information and Communications Technology:情報通信技術)を活用したさまざまな技術・プロダクトの創出への取り組みを行っています。さらに、少子高齢化や生活環境に関するさまざまな情報への関心の高まりから、社会、人間の安全・安心へとテーマを広げつつ、「環境の世紀」といわれる21世紀にビジネスとしての展開も推進しているところです。本稿では、NTTでの地球環境に対しての取り組みや、NTT環境エネルギー研究所の具体的な技術要素とその展開について紹介します。


情報通信サービス環境影響評価システムの開発とその活用
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◆執筆者 竹下 幸俊・折口 壮志・由比藤 光宏・前田 利之・石川 篤・澤田 孝・西 史郎
◆所属 NTT情報流通基盤総合研究所

誰でも分かり簡単にできる「環境への優しさ」の評価方法を求めて、NTT情報流通基盤総合研究所では評価ツールを開発しました。NTTグループでは多くの環境に優しいといわれるICT(Information and Communications Technology:情報通信技術)サービスを提供しています。これらのサービスによるお客さまの環境負荷低減量や日本全体の環境負荷低減量を数値で世の中に示したい。そのための評価ツールの概要および活用事例を紹介します。


短距離マルチホップ無線技術を活用した環境モニタリング
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◆執筆者 伊藤 良浩・高谷 和宏・渡邊 琢美
◆所属 NTT環境エネルギー研究所

各地で続発する自然災害への対策として、環境情報を平常時から効果的に計測し、洪水予測シミュレーションや避難指示などに活用することが求められています。本稿では、短距離(数100m以下)マルチホップ無線と環境モニタリングセンサを組み合わせた、多地点、広域にわたる環境情報の収集を可能とする環境モニタリング技術を紹介します。


河川系環境リスクアセスメントシステム
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◆執筆者 武井 雄一郎+1・山口 悟+1・伴 弘司+1・杉山 泰之+1・岸本 亨+2
◆所属 +1 NTT環境エネルギー研究所
+2 NTTアドバンステクノロジ

河川系環境リスクアセスメントシステムはPRTR法に基づく化学物質排出データや事業所台帳データと気象データ(アメダス等)から、河川の水質濃度を予測・評価できるシステムです。河川の化学物質濃度評価を行うとともに、人間への健康影響ならびに生態系リスクの評価を行うシステムの実現を目指して研究を進めています。


オゾンセンサおよびサンプラ
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◆執筆者 丸尾 容子・國岡 達也
◆所属 NTT環境エネルギー研究所

NTT環境エネルギー研究所環境システムプロジェクトでは、大気汚染物質を蓄積的に測定可能なセンサやサンプラの研究開発を進めています。本稿では、種々に存在する汚染物質のうち「21世紀の大気汚染物質」として注目されているオゾンを対象としたセンサおよびサンプラを開発しました。


クリーンエネルギー技術への取り組み
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◆執筆者 宮坂 明宏・秋山 一也・山下 明・北野 利一・齊藤 景一・正代 尊久・桂 浩輔
◆所属 NTT環境エネルギー研究所

地球環境保護、環境負荷低減の観点から、環境に優しいクリーンエネルギーの研究を進めています。本稿では、鉛蓄電池に代わって有害物質である鉛を含まないニッケル水素蓄電池技術と、将来のユビキタス社会を見据えて携帯情報端末用のCO2を発生しないクリーンな電源となるマイクロ燃料電池技術について紹介します。


エネルギーネットワークの最適制御技術
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◆執筆者 竹内 章・工藤 満・中澤 朗・遠藤 久仁
◆所属 NTT環境エネルギー研究所

燃料電池や太陽電池などの分散型エネルギーを一定エリア内に集中的に導入し、通信ネットワークを利用して電力や熱のエネルギー供給を最適制御するエネルギーネットワークが注目を集めています。エネルギーネットワークの制御に必要となる最適スケジューリング技術を説明し、愛・地球博での実証実験における適用事例を紹介します。


主役登場
見えない大気汚染を見えるように
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◆執筆者 丸尾 容子
◆所属 NTT環境エネルギー研究所 主任研究員

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