バックナンバー一覧 >> 2006 Vol.18 No.7 >> 特集 |
NTTサイバーソリューション研究所では、高性能なネットワークアダプタを低コストで実現できる通信処理専用LSIの開発を行っている。本特集ではRENA-CHIPが望まれる背景と、その実現技術について紹介する。 |
ネットワークプロセッサの技術動向とRENA-CHIP
1Gbit/sのアクセス速度に対応し、高性能な品質制御やファイアウォール機能を提供するRENA-CHIPの誕生背景について述べます。 |
RENA-CHIPの機能概要
本稿では、高速大容量で、QoS制御され、高セキュリティなIP通信を提供できるネットワークアダプタ(NWアダプタ)を構成するためのキーデバイスとして開発したRENA-CHIPの機能概要について述べます。 |
RENA-CHIPの設計指針
PCを用いパケット処理の定量的な測定を通して、双方向合わせて2Gbit/sフルワイヤレートを達成するために必要なLSIのアーキテクチャを導出しました。 |
RENA-CHIPのハードウェア構成技術
ネットワークアダプタの転送・フィルタリング・QoS・IPsec等の処理をハードウェア化し、ギガビットの処理速度と低消費電力を両立するRENA-CHIPを開発しました。 |
RENA-CHIPのソフトウェア構成技術
パケット処理をCPUからオフロードするRENA-CHIPを制御するためのソフトウェアとして、RENA-WAREを開発しました。 |
□主役登場 |
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NTTフォトニクス研究所では、小型・低コストで高性能な光送信モジュール、光受信モジュールおよび、それらを複合した光トランシーバの研究開発を行っている。本特集では、光半導体デバイス、電子デバイスを用いた光モジュール、光トランシーバの最新技術を紹介する。 |
光ネットワーク用光モジュール技術の研究開発動向
光通信ネットワーク(コア、メトロ、アクセス)において、光の送信、光の受信を行う部品は必要不可欠です。本稿では、それらの機能を持つ光半導体デバイス、電子デバイスを用いた光モジュールと光トランシーバの基本技術と最近の技術動向について紹介します。 |
PON用バースト伝送対応光受信回路技術
NTTは世界に先駆け光ファイバによるアクセス網構築を推進しています。光ファイバアクセスに対応した光受信回路技術はシステムの経済化・高機能化の重要な部品です。本稿では、NTTフォトニクス研究所で開発されたバースト伝送対応光受信回路技術、ならびに作製した集積回路(IC)の特性を紹介します。 |
PON用高感度・低コスト光トランシーバ技術
光トランシーバは、PONシステムの重要な構成部品であり、送受信回路技術、光半導体素子技術および実装技術を融合させることにより実現します。本誌では、NTTフォトニクス研究所で開発したギガビット級PON用(バースト対応)トランシーバの新規性と優位性を、回路技術の面を中心に解説し、その特性結果を紹介します。 |
40km伝送XFP光トランシーバ技術
光加入者系システムの普及に向けて、ユーザ端末であるONUの低コスト化だけでなく、光加入者システムのバックボーンを担う10Gbit/s光トランシーバの低コスト化も求められています。本稿では、10Gbit/s光トランシーバの中でもっとも低コスト化が期待されるXFP光トランシーバに注目し、その適用領域拡大に向けた高機能化のための技術開発について紹介します。 |
XFP用小型光送信モジュール技術
40km対応XFP型光トランシーバに適用する、小型の光送信モジュールを開発しました。送受信クロストーク低減のためのドライバIC内蔵化、放熱性向上をねらったピグテイルファイバの採用、簡易光実装による低コスト化など、XFP性能向上のための工夫が施されています。 |
□主役登場 |
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