バックナンバー一覧 >> 2006 Vol.18 No.9 >> 特集 |
NTTグループでは、災害や危機に関する対策についてさまざまな取り組みを進めている。本特集ではグループ各社が新たに開発した防災システム、および災害対策ソリューションを紹介する。 |
環境・防災プロデュースの取り組み
近年、自然災害の多発に伴い、行政、企業、そして市民の防災意識、防災市場が拡大しています。NTTのR&Dにおいても、年々高まる防災ニーズにこたえるべく本年2月に環境防災プロデュースチームが発足しました。ここでは、環境・防災プロデュースにおける防災ビジネスに対する取組概要と、今後の方針について紹介します。 |
防災分野におけるICTの活用――円滑で確実な情報の伝達に向けて
NTT西日本が注力してきた、トレンドに対応したシステムの構築、防災をキーワードにした国へのアプローチ、確実な情報の伝達、の3つの新たな取り組みを紹介します。 |
防災アウトソーシング事業――岐阜県総合防災情報システム
NTTコミュニケーションズが取り組む岐阜県総合防災情報システム整備事業は、防災事業としては全国初の、構築から保守・運用まで一括して行う包括的アウトソーシング事業です。本稿では、その事例を通じて、NTTコミュニケーションズが取り組む新たな防災事業の形態について紹介します。 |
リアルタイム橋梁遠隔監視システムの開発
NTTデータでは、地震発生時あるいは平常時に橋梁の損傷状態を常時把握するために、光ファイバセンサにより橋梁を遠隔監視するシステムの開発に取り組んできました。本システムでは地震発生時に多数の橋梁の被害状況をリアルタイムで収集し、短時間に交通可否を判定します。さらに平常時には、監視映像との統合解析により、橋梁損傷の主要因となっている重量超過車両の交通状況のデータ収集を行います。本稿では、橋梁遠隔監視システムの概要を説明するとともに、橋梁異常リアルタイム監視技術および重量超過車両の監視技術の実現に向けた取り組みについて紹介します。 |
NTTコムウェアの次世代防災ソリューション――タンジブル防災シミュレータ
NTTコムウェアでは、新しいユーザ・インタフェース技術を適用した次世代の災害シミュレーションシステムの開発に取り組んできました。災害の被害規模の予測、対策の立案、意思決定を支援するシステムです。 |
モバイル技術を活用した環境防災システム
災害の現場では、時々刻々と変化する状況の蓄積・管理が行え、その結果として素人でもプロ的な決定ができることが非常に重要となります。本稿では、特に携帯電話等のモバイル系技術を活用した環境防災システムの事例を紹介します。 |
バーチャル災害体験コンテンツ
3Dの仮想空間の中で通常「体験」することはありえない大災害に遭遇して「経験」を積み、将来実際に大災害に遭遇した場合の対処の仕方について学習するためのシステム「バーチャル災害体験コンテンツ」を開発しました。 |
□主役登場 |
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