バックナンバー一覧 >> 2007 Vol.19 No.10 >> 特集 |
NTT未来ねっと研究所では、フォトニックネットワークの研究開発を精力的に進めている。本特集ではフォトニックアクセスネットワーク技術、トランスポートネットワーク制御管理技術、ノード技術、トランスポート技術を紹介する。 |
最新フォトニックネットワーク技術の概要
NTT研究所では、将来にわたりデータトラヒック増加を経済的に支え、革新的なサービスを提供可能とするために、フォトニックネットワークの研究開発を精力的に進めています。本稿では、フォトニックアクセスネットワークと、フォトニックトランスポートネットワークの制御管理技術・ノード技術・トランスポート技術等、フォトニックネットワーク技術の最新技術の概要を紹介します。 |
フォトニックアクセスシステム技術
NTTアクセスサービスシステム研究所では、今後ますます多種・多様化すると予想されるユーザニーズに即応可能なアクセスシステム実現に向け、ネットワークの大容量化、高信頼化および経済化に向けた基盤技術の研究開発を行っています。本稿では、有線系のアクセス方式に関する高速・広帯域化および高信頼化のための基盤技術についてその概要を紹介します。 |
フォトニックトランスポートネットワークアーキテクチャと制御管理技術
アクセスネットワークで集約したユーザトラヒックを目的地まで転送するためのネットワークが、フォトニックトランスポートネットワークです。我々が重要と考えるフォトニックトランスポートネットワーク技術の方向性として、「ポイント・ツー・ポイント伝送システムからリング・メッシュネットワークへ」「電気再生中継器を削減して光信号のまま転送するトランスペアレント領域を拡大」「集中管理・集中制御から、集中管理・分散制御へ」「ICTリソースの連携」を紹介します。 |
フォトニックノード技術
波長分割多重技術と光スイッチ技術を活用し、波長単位で始点−終点ノード間に波長パスを運用できるフォトニックノード技術の研究開発が進展しています。本稿では、トランスペアレントなリングネットワークを実現するROADM(Reconfigurable Optical Add/ Drop Multiplexer)とその高機能化としてのカラーレス化技術、およびリングからメッシュ化を実現するノード技術としてOXC(Optical Cross Connect)について最新の研究動向を紹介します。 |
10 Tbit/sを超える超大容量フォトニックトランスポート技術
今後のブロードバンドネットワークの発展を支える大容量フォトニックトランスポート技術を紹介します。100Gイーサ等の大容量クライアント信号を100 Gbit/s級光波長チャネルに収容し、それらを100チャネル以上の波長多重した10 Tbit/s級超大容量信号を長距離伝送するフォトニックトランスポートネットワークの実現のための基盤技術です。 |
□主役登場 |
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