特集

20周年を迎えたコミュニケーション科学
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本年で20周年を迎えたNTTコミュニケーション科学基礎研究所は、「コミュニケーションを科学する」を標榜して、さまざまな分野の研究を進めてきた。本特集では、現在の当研究所の研究トピックからいくつかをピックアップして紹介する。


コミュニケーション理論の構築を目指して
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◆執筆者 上田 修功
◆所属 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 所長

NTTコミュニケーション科学基礎研究所では、人間どうしのコミュニケーションのように、深く的確で心豊かな情報通信社会の実現を目指し、コミュニケーション科学の基礎研究を推進しています。今回の特集では、コミュニケーション科学の土台となるコミュニケーション理論の構築に向けての研究の取り組みと、最新の具体的な成果について紹介します。


環境知能を実現する統計的対話処理の研究
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◆執筆者 南 泰浩/目黒 豊美
◆所属 NTTコミュニケーション科学基礎研究所

本稿では、環境知能を実現するために必要不可欠な統計的対話処理技術、および統計的対話制御手法の有効性を評価するための実験結果について紹介します。


インタラクション分析から生まれるコミュニケーション支援
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◆執筆者 山下 直美
◆所属 NTTコミュニケーション科学基礎研究所

インタラクション研究は、研究分野に共通する尺度が存在しないために、研究成果に対する客観的な評価がされにくいという特徴があります。本稿ではまず、インタラクション研究の難しさとそれを改善し、研究分野全体の知見を確立するためにNTTコミュニケーション科学基礎研究所で行ってきたアプローチの方法を紹介します。


ソーシャルネットワークの研究課題と今後の展望
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◆執筆者 歐陽 靖民/岩田 具治
◆所属 NTTコミュニケーション科学基礎研究所
※ 現、香港應用科技研究院

近年の急激なグローバル化に伴い、国を超えた人々のつながりはより強く深いものになってきました。そのような背景の中、ソーシャルネットワークマイニングはますます重要な技術になってきています。本稿では,ソーシャルネットワークについての研究課題とNTTコミュニケーション科学基礎研究所の最近の研究成果を紹介します。


フォーマルメソッドによるセキュリティ&プライバシ
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◆執筆者 塚田 恭章/真野 健/櫻田 英樹
◆所属 NTTコミュニケーション科学基礎研究所

本稿では、電子商取引・電子政府・電子医療などのサービスを提供するICTシステムから、重要な個人情報やプライバシ情報が漏洩しないことを、フォーマルメソッド(形式手法、数理的技法)を用いて厳密に証明する手法について解説します。


触れる感覚の質感・実感に着目したコミュニケーション
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◆執筆者 渡邊 淳司
◆所属 NTTコミュニケーション科学基礎研究所

近年の電子機器やゲームでは、触覚に対する情報提示が注目を浴びています。しかし私たちは、触覚を通じて情報を認識するだけでなく、触覚を通じてあらゆるものに豊かな質感を感じ、それが環境に実在することを確認しています。NTTコミュニケーション科学基礎研究所では、このような触覚の特徴に着目した新しい感性コミュニケーションの研究を行っています。


主役登場
コンピュータが対話の仕方を覚えるために
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◆執筆者 南 泰浩
◆所属 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 主任研究員

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