バックナンバー一覧 >> 2012 Vol.24 No.1 >> 特集 |
電気通信の利活用ソリューションとしてさまざまな製品が提供されているものの、いまだテレワークが十分普及しているとはいえない状況にある。本特集では、NTTグループが2011年3月の東日本大震災後に実践したテレワークの状況、および各種ツール、国内のテレワーク動向について紹介する。 |
テレワーク拡大に向けたNTTの取り組み
電気通信の利活用ソリューションとして長らくさまざまな製品が提供されているものの、いまだテレワークが十分普及しているとはいえない状況にあります。NTTでは自ら実践して、テレワークの新たな可能性を引き出し、市場拡大のプロデュースにつなげるように取り組んでいきます。 |
セキュアかつユビキタスなテレワーク環境を実現する、NTTコミュニケーションズの取り組み
NTTコミュニケーションズでは、平時より1 000人以上が在宅勤務できる体制を整備していたため、東日本大震災に伴う交通機関混乱時もほぼ通常どおり業務継続することができました。お客さまのテレワーク推進にあたっては豊富なラインアップを用意し、社内の導入実績を活かした総合的な導入支援を実施していきます。 |
NTTアイティのテレワークソリューション
NTTアイティでは、これまでリモートアクセスVPNサービス「マジックコネクト」とWeb会議サービス「ミーティングプラザ」の提供を通じ、企業のテレワーク導入を支援してきました。本稿ではこれら2つのサービスの特長を紹介するとともに、これらを組み合わせテレワークの課題を解決した新サービス「スマートテレワーク」について紹介します。 |
NTT-ATのテレワークソリューション
NTTアドバンステクノロジは、先端技術をベースとした商品による、各種ソリューションや多彩なサービスを提供しています。本稿では、「いつでもどこでも、テレワークを活用し、BCP対策にも備えたい」といった要望を実現する、リモートアクセスシンクライアント「WarpDeskPlus」、ペーパーレス会議支援システム「MeetingPerfe」、および会議用マイクスピーカ「RealTalk」を利用した多地点会議テレワークソリューションを紹介します。 |
「Live-Link Designオフィス」とテレワークによる働き方の変革
技術革新が著しいテレワークを取り入れた新しい働き方を最大限に引き出すために、NTTファシリティーズは「Live-Link Designオフィス」というオフィス構築ソリューションに取り組んでいます。これにより、今まで以上に快適で、効率的なオフィスの提供を目指します。 |
テレワークの動向
テレワークは2000年代に入って急速に普及しつつある働き方で、企業にとって多くのプラス効果があります。しかし日本での導入率は高くありません。日本テレワーク協会はこれまで多くの導入予定企業の相談に対応し、テレワーク導入を支援してきました。本稿では、その経験を基にテレワークの効果と課題対応策について解説します。 |