バックナンバー一覧 >> 2016 Vol.28 No.5 >> 特集 |
NTTグループでは、今後ICTの活用が進んでいく各業界のパートナーとのコラボレーションを推進している。本特集では交通業界におけるコラボレーション、およびそれを支える技術について紹介する。 |
NTTグループにおける交通×ICTの取り組み
NTTグループでは今後ICTの活用が進んでいく各業界のパートナーとのコラボレーションを推進しています。本特集では交通業界におけるコラボレーションやそれを支える技術について紹介します。 |
空港の情報ユニバーサルデザイン高度化の共同実験
空港は、訪日外国人を迎える玄関であり、そこに集まるさまざまな方の移動におけるバリアフリー化や情報へのアクセスのしやすさが一層求められているとともに、世界に向けて日本の最先端技術を発信することができる場所です。本稿では、空港の情報ユニバーサルデザイン高度化に向けて、NTTと東京国際空港ターミナル株式会社が羽田空港で実施している共同実験の内容について紹介します。 |
東京駅周辺屋内外シームレスナビゲーション実証実験 −国土交通省「高精度測位社会プロジェクト」への対応
2018年には準天頂衛星システムの本格運用により屋外での測位精度の向上が見込まれ、また、屋内の測位技術の進展により、屋内外シームレスに高精度な位置情報を活用できる高精度測位社会の到来が期待されます。本稿では、国土交通省「高精度測位社会プロジェクト」にて実施された「東京駅周辺屋内外シームレスナビゲーション実証実験」の取り組みについて紹介します。 |
シームレスナビゲーションの高度化に向けた地図基盤技術の開発
2020年までには、準天頂衛星4機体制(2018年)、屋内測位技術の進歩などにより「高精度測位社会」の実現が見込まれています。高精度測位環境が実現され、さまざまなサービスに広がるためには、地図を中心とした空間情報インフラの充実が必要となります。本稿では、高精度測位社会におけるさまざまなサービス実現の基盤となる地図基盤技術の高度化に向けた取り組みと、本基盤を活用したシームレスナビゲーションの技術検証状況について紹介します。 |
バリアフリーマップをソーシャルにつくる技術の開発
NTTサービスエボリューション研究所では、高齢者や障がい者などの歩行者移動支援に必要な情報を生成する技術MaPiece(マッピース)の研究開発を進めています。本技術は、GPSや加速度などのセンサを搭載したスマートフォンを活用して平坦な道を判定するクラウドセンシング技術や、専門知識を補い歩行者移動支援に必要な情報を収集する技術によって構成され、低コストに情報収集・更新することを目標にしています。 |
人の可能性を広げるモビリティ型パーソナルエージェントの実現に向けて
NTTでは、実世界に私たちと一緒に存在することで私たちを理解し、働きかけ、私たちの成長を支援するパーソナルエージェントの実現をめざしています。本稿では、適用先の1つとしてパーソナルモビリティに着目し、初めて乗車する利用者に対して対話などのインタラクションに応じた操作トレーニングを提供することで、利用者に操作に関する気付きを促し、操作能力の向上に貢献するモビリティ型パーソナルエージェントのプロトタイプについて紹介します。 |
お客さまのサービス品質向上をめざした「JR東日本アプリ」における アジャイル的開発手法の取り組み
関東、甲信越から東北まで広範な地域に住む人々の足となる旅客鉄道事業を中核に、幅広い関連事業を通じて日本の鉄道業界をリードしている東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)では、2012年に策定された新たな経営構想の中で掲げられた「ICTの活用」に関する施策の一環として、2014年3月に同社の公式アプリ「JR東日本アプリ」をリリースしました。本稿では、JR東日本アプリの概要と、開発を担当したNTTソフトウェアのアジャイル開発の取り組みを紹介します。 |
□主役登場 |
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