特集


IoT/AI/SDx時代を支えるOSSへの取り組み
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オープンイノベーション、迅速性、コスト等の観点で、オープンソースソフトウェア(OSS)への取り組みの重要性が増している。本特集では、NTT研究所および事業会社におけるOSSへの取り組み状況を紹介するとともに、今後の展望について紹介する。


なぜ、もっとOSSをやるのか?
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◆執筆者 川島 正久
◆所属 NTTソフトウェアイノベーションセンタ 所長

AI(人工知能)/IoT(Internet of Things)やSoftware-Definedインフラなど、オープンソースソフトウェア(OSS)の活用領域が広がっていると同時に、OSS活用に必要な能力も広範になっています。少数の定番OSSを下流で使いこなせば良い時代は終わり、新たな活用領域では、コミュニティ連携をしながら、多様・多数のOSSを自社や顧客の要件に合わせて組み合わせる能力が求められます。また、これらの取り組みは、安上がりな活動とはならないため、OSS活用を通じて強い自社価値を創造することも必要となっています。


IoT/AIサービスを変革するOSSへの取り組み
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◆執筆者 加藤 淳也/三嶽 仁/須田 瑛大/山田 英樹/沖津 健吾/金井 関利
◆所属 NTTソフトウェアイノベーションセンタ

NTT研究所では、NTTソフトウェアイノベーションセンタ(SIC)を中心にオープンソースソフトウェア(OSS)を取り組みの柱の1つとして注力してきました。中でも、OpenStack、Apache Hadoop等のコミュニティにおける積極的な活動を通して、コミュニティへの貢献はもとより、自らの技術の研鑽、人材育成を実施し、成果創出につなげてきました。一方で、仮想化やAI(人工知能)などの新たな領域においてもOSSの波が着実に広がっており、SICでも取り組みを進め、成果をあげ始めています。本稿では、 SICでのOSSへの取り組みについて技術的観点を中心にコミュニティ活動も織り交ぜつつ紹介します。


ネットワークサービスを支えるOSSへの取り組み
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◆執筆者 四七 秀貴+1/室井 雅仁+2/小林 弘明+1/高橋 宏和+3/日比 智也+3/加藤 淳也+2/藤田 智成+2/石田 渉+2
◆所属 +1 NTTネットワークサービスシステム研究所
+2 NTTソフトウェアイノベーションセンタ
+3 NTT未来ねっと研究所

オープンソースソフトウェア(OSS)活用の重要性が増す中、技術力や競争力をより強化するためにNTT研究所ではOSSを利用するだけでなく、通信事業者の要件やその実現のためのプログラムコードを提供することで、コミュニティや社会に貢献し信頼やフィードバックを得る必要があると考えています。本稿では、その中でもネットワークサービスを支えるOSSとしてNTT研究所が積極的に取り組んでいる、「Blazar」「Lagopus」「GoBGP」の3つのOSSの取り組みについて紹介します。


OSS開発成功の鍵──アップストリーム・ファーストに基づくコミュニティへの貢献とR&D活動の推進
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◆執筆者 露ア 浩太/山室 健
◆所属 NTTソフトウェアイノベーションセンタ

近年、さまざまなITシステムにおいてオープンソースソフトウェア(OSS)が活発に活用されてくるようになりました。また、巨大なクラウドサービスを提供するGoogleやFacebookなどの企業が、自社で開発した実サービスで利用しているソフトウェアを率先してOSSとして公開する事例や、その開発に他の企業も参加し、OSSコミュニティとして共同で開発を進める事例も増えてきています。本稿では、「企業がソフトウェアをOSSとして開発を進めるメリット」や「企業がOSSコミュニティに貢献する意義」と、 OSSコミュニティでのNTT研究所の活動事例を紹介します。


NTTグループのソフトウェア開発・運用を支えるOSSに対する取り組み
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◆執筆者 阿部 剛仁/須賀 啓敏/鈴木 源吾/岩塚 卓弥/金丸 朗
◆所属 NTTソフトウェアイノベーションセンタ

NTTグループ各社がSIやサービス提供事業を進めるうえで、SoR系ITシステムでは特に高い性能・品質が求められると同時に、長期にわたる保守運用を安定的・効率的に実現することも必要になります。ITシステムのライフサイクル全般でオープンソースソフトウェア(OSS)を安心して利用できる環境の実現をめざした、NTT OSSセンタにおけるOSSの品質改善や機能・性能向上に向けたコミュニティ開発およびOSS適用推進のためのノウハウ蓄積と展開の取り組みと、NTTソフトウェアイノベーションセンタにおけるソフトウェア開発の生産性や品質を向上させ、重複投資を排除するMacchinettaフレームワークの取り組みについて紹介します。


NTTコミュニケーションズのクラウドサービス開発を支えるOSSとそのコミュニティ活動
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◆執筆者 小倉 真人/張 暁晶/松下 正樹/松本 赳明/Ankit Purohit/原田 和明
◆所属 NTTコミュニケーションズ

NTTコミュニケーションズではシステムの開発や運用においてオープンソースソフトウェア(OSS)を利用する機会が増えてきました。クラウドサービスでは、OSSであるOpenStackを活用するだけでなく、OpenStackへのコントリビュートや、関連団体への加盟、イベントでの発表など、 OpenStackコミュニティに対して積極的な働きかけをしています。また、 OSSに関するNTTグループ横断的な勉強会や、NTTグループ外との技術交流を行うイベントを主催しています。


グローバルに広がるNTTデータのApache Hadoop/Apache Sparkへの取り組み
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◆執筆者 Ravindra Sandaruwan Ranaweera/鯵坂 明
◆所属 NTTデータ

今ビッグデータ活用基盤として世界中が注目しているApache HadoopおよびApache Spark(Hadoop/Spark)を用いたシステムの開発にNTTデータは早期から取り組んでおり、NTTデータグループ全体へHadoop/Sparkに関するワンストップでの技術支援を行っています。さらに、そこから得られたフィードバックをHadoop/Spark本体に反映するためのコミュニティ開発にとどまらず、プレゼンス向上を目的としてこれらの活動で得られたノウハウを対外イベントで発表しています。


Elastic Stackを用いたシステム障害ログ解析効率化への取り組み
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◆執筆者 前田 奈緒/上妻 宜人/上村 健一/末永 恭正/竹林 信哉/山下 克行
◆所属 NTTコムウェア

システム障害発生時の解析作業では、さまざまなフォーマットや情報を含むログの収集作業と、収集したログから必要な情報を抜き出し、必要な項目を関連付けた解析を行う作業が重要となります。これらの作業には多くの手間が掛かるため、NTTコムウェアではElastic Stackを活用した当該作業の時間短縮・簡易化に取り組んでいます。本稿では、その詳細と今後の展開について紹介します。


主役登場
分散OSの実現をめざして
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◆執筆者 三嶽 仁
◆所属 NTTソフトウェアイノベーションセンタ 研究員

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