バックナンバー一覧 >> 2018 Vol.30 No.2 >> 特集 |
本特集では、巧妙化・大規模化するサイバー攻撃動向とセキュリティ事業における課題やお客さまのセキュリティ対策の最新ニーズを踏まえ、今後必要とされる最先端かつビジネス競争力のあるサイバー攻撃対策技術の紹介、NTTグループ事業会社のセキュリティビジネスへの取り組み、およびコラボレーションによるセキュリティ技術の活用事例等を紹介する。 |
巧妙化・大規模化するサイバー攻撃からお客さまを守る先端セキュリティR&D
本特集では、巧妙化・大規模化という傾向でますますエスカレートする昨今のサイバー攻撃動向および事案と、グループ会社のセキュリティ事業における課題やニーズ、ならびに、お客さまのセキュリティ対策における最新ニーズを踏まえたうえで今後必要とされる最先端でかつビジネスの競争力強化につなげるためのサイバー攻撃対策技術の研究開発について紹介します。 |
NTT-CERTにおける脅威情報の収集・分析・活用事例
昨今、より高度なサイバー攻撃に対応するために、CSIRTに代表される社内セキュリティ組織において、サイバー攻撃にかかわる「脅威情報」の活用が進められています。なぜ脅威情報について理解を深め、より高度な情報を取り扱う必要があるのでしょうか。本稿ではその理由の1つとして、脅威情報を活用した攻撃者の動機分析について紹介し、CSIRT活動の現場で脅威情報が実際に役立てられていることを解説します。 |
お客さまのニーズにこたえるセキュリティ事業
NTTグループは研究所の技術・インテリジェンスを活用した高品質のトータルセキュリティソリューションを提供することで、お客さまの企業成長などのニーズにこたえ、お客さまに選ばれ続ける「バリューパートナー」をめざしています。本稿では、サイバーを取り巻く環境変化や政府動向を踏まえ、研究所の技術・インテリジェンスを活用し、お客さまのニーズにこたえる2つの事例を紹介します。 |
事業を支えるサイバー攻撃対策技術のR&D
NTTセキュアプラットフォーム研究所では、セキュリティ事業を支える世界最先端のサイバー攻撃対策技術の研究開発に取り組んでいます。本稿では、マルウェア感染の防御や検知に有効なドメイン名の解析技術、MDR(Managed Detection and Response)サービスを支えるマルウェア解析技術、リジリエントセキュリティエンジンとマルウェア対策用ブラックリストを活用したUTM(Unified Threat Management)ソリューションについて紹介します。 |
□主役登場 |
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多様な分野で価値創出を目指すIoTへの取り組み
IoT(Internet of Things)による価値の創出が多様な分野で期待されています。このIoTを活用した時代は、これまでと違った要件も情報通信ネットワークに求められると考えています。本稿では新たなIoT時代がネットワーク・情報処理に与える影響とそれに対応するための要件を示すとともに、NTT研究所の取り組みと、想定する利用シーンについて紹介します。なお、本特集は、2017年10月20日に開催された「つくばフォーラム2017」におけるワークショップでの講演を基に構成されたものです。 |
多様なアクセスを実現するワイヤレス技術
NTTアクセスサービスシステム研究所では、2つのプロジェクトにおいて多様なアクセスを実現するワイヤレス技術の研究開発に取り組んでいます。本稿では、NTTグループによるネットワークサービスの将来を見据えた202X時代のモバイルサービスの高度化、および超ルーラルエリア向けサービスや災害対策などのなくすことのできないサービス維持への貢献に向けたワイヤレス技術の取り組みについて紹介します。 |
光伝送媒体技術における研究開発の動向
NTTアクセスサービスシステム研究所アクセスメディアプロジェクトではブロードバンドサービスを支える光ファイバ・ケーブル技術の研究開発に取り組んでいます。本稿ではこれまでのFTTH(Fiber To The Home)時代の爆発的普及期における光伝送媒体技術の取り組みから、膨大な光ファイバ通信設備を効率良く保守・運用していくための革新的技術、さらには将来のネットワークトラフィック増大に向けた最新の研究開発動向について紹介します。 |