バックナンバー一覧 >> 2003 Vol.15 No.4 |
コンテンツが持つ多様で膨大な情報を「利用しつくす」ために注目されているのがメタデータ。例えば、映像中の好きな場面の検索、それと類似した他の映像中の画像の検索、さらにメタデータを仲介役として映像に関連する他のサイトへジャンプすることで、商品の電子商取引もできるようになる。 本特集では、NTT研究所が開発を進めているメタデータ生成・流通・利用技術、各種メタデータ利用システム、他社との共同実験の概要などを紹介する。 |
2002年5月、NTT西日本の大幅な構造改革で誕生したNTTネオメイトグループ。NTT西日本の支店エリアに対応する地域会社が16社設立され、統括会社のNTTネオメイトと合わせて17社の一大企業グループとなった。NTTネオメイトは設備系子会社としてNTT西日本から委託される情報流通基幹ネットワークの構築・保守・運営業務を担う。さらに、NTTネオメイト内には開発から研修までの一貫した体制を持ち、社員研修や新たなシステムの開発を通じて、人材を育成、技術を創造し、NTT西日本グループトータルの事業を拡大していく牽引役として動き出している。 3万3000人のネオメイトグループのリーダであるNTTネオメイト西村憲一代表取締役社長に、ITスペシャリスト集団が目指す事業展開を伺いました。 |
ITサービスの普及を語るとき、観点はもっぱら技術的側面に偏りがちではないでしょうか。しかし、それを使う個人、それを受け入れる社会がどうあるか、また将来的にどうあるべきかの考察を忘れるべきではありません。NTTデータのシステム科学研究所は、SI事業者であるNTTデータ内にあって、「社会的課題」を取り上げその解決を目指しています。 |
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量子力学の世界では、すべてが日常経験とはまったく異なる振る舞いをします。量子力学を積極的に活用して情報処理に応用する量子計算(量子コンピュータ)では、通常のコンピュータからは想像できない超並列計算が可能になると期待されています。単一電子ダイナミクスによるNTT物性科学基礎研究所の研究内容から量子計算への可能性を紹介します。 |
ATMフォーラムは、ATM(Asynchronous Transfer Mode)技術の市場デファクト仕様を規定するとともに、関連市場のグローバルな普及と技術教育も含めた包括的な目的を持って設立されました。活動は広範囲にわたり、組織的として代表メンバ会議の配下に最盛時で3カ所(日米欧)に事務局を持つ非常に大規模なフォーラムでした。市場普及に関しても、日米欧に活動拠点を持ち、ATM全盛期には大きな市場影響力を持っていました。NTTは早くから本フォーラムの重要性に着目し、全権を持つメンバとして活動に積極的に参加し、特に技術仕様規定の議論の諸分野で成果を上げてきました。ここではATMフォーラムの成果概要を報告するとともに、NTTとしての活動を総括します。 |
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NTTが2002年11月に発表した新たなコンセプト「“光”新世代ビジョン」。この核となる「光によるレゾナントコミュニケーション環境」の実現に向けた取り組みを、本コーナーで紹介していく。「レゾナント」とは英語で「共鳴する、共振する」を意味する。光によるユビキタスで自由なコミュニケーションにより、人や企業が互いに共鳴し合いながら革新していくことを目指すものだ。 この試みはすでに始まっている。2003年1月28日に、NTTとNTTブロードバンドイニシアティブ(NTT-BB)、そしてNTTドコモの3社が、PCとFOMA端末を利用した今までにない新たな映像コミュニケーションプラットフォームの試験サービスを発表した。今回は、このサービスの概要とユビキタスなコミュニケーションツールの開発に取り組む人々をレポートする。 |
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