バックナンバー一覧 >> 2003 Vol.15 No.4 >> 特集 |
コンテンツが持つ多様で膨大な情報を「利用しつくす」ために注目されているのがメタデータ。例えば、映像中の好きな場面の検索、それと類似した他の映像中の画像の検索、さらにメタデータを仲介役として映像に関連する他のサイトへジャンプすることで、商品の電子商取引もできるようになる。 本特集では、NTT研究所が開発を進めているメタデータ生成・流通・利用技術、各種メタデータ利用システム、他社との共同実験の概要などを紹介する。 |
コンテンツ流通ビジネスにおいて、メタデータ技術を適用することで広がるサービスなどを示し、それを支える技術、NTT研究所の取り組みを概観します。 |
メタデータ応用サービスの展開に向けて、NTT研究所では、最新の開発技術を用いて、先進的ユーザとの共同実験等で新サービスコンセプトの普及や新ビジネス領域の提案に取り組んでいます。こうした取り組みの事例をいくつか紹介します。 |
さまざまなオブジェクトの属性を記述したメタデータによる高度検索サービスや、情報伝達手段としてメタデータを利用したサービス連携など、メタデータを活用したメタデータ流通ビジネスが現在注目を集めています。これらサービスの基本技術となるメタデータの生成、流通、利用技術を紹介します。 |
音声、動画像を含む映像コンテンツの高度な利用や流通を促進するために、コンテンツの内容を的確に表現する内容記述メタデータを、効率良く付与する技術が求められています。大語彙連続音声認識と後続する言語処理によって、内容記述メタデータの生成を効率化するための技術を紹介します。 |
セマンティックWebでは、コンテンツに付随する意味的な属性を汎用のメタデータで表現します。この表現方式に従って、既存のメタデータだけでなく、ユーザのPC上のアプリケーションからコンテンツ間の意味的な関係を抽出したメタデータを、個々のユーザの興味に応じてP2Pで共有し、その集合を知識として活用するための技術を紹介します。 |
ユビキタス環境における人間どうしのコミュニケーション活性化を目的に、NTTコミュニケーション科学基礎研究所では、「実世界セマンティックWeb」の研究を進めています。Web情報から抽出した時空間に関するメタデータを用いて、Web検索を拡張する方式について紹介します。 |
□主役登場 |
コンテント、ID、そしてメタデータ
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