バックナンバー一覧 >> 2003 Vol.15 No.5 >> 特集 |
光ネットワークや情報流通プラットフォームと協調して機能し、ユーザビリティに優れたネットワーク機器“ネットワークアプライアンス”、そしてサービスの品質や安全性を支えるホームゲートウェイ“HIKARI GATE”。 本特集では、NTT研究所がブロードバンドサービスの新しい形を目指して開発したネットワークアプライアンスの中核、“光ビジュアルプレイヤ”“光オーディオプレイヤ”を、また高品質なサービスの提供に欠かせない品質制御、動的ファイアウォールなどを備えたHIKARI GATEの概要について述べ、併せてこれらを用いたリモートメンテナンスサービスと標準化活動を紹介する。 |
今後のNTTビジネスの中核を担う光ネットワークによるブロードバンドサービスを本格化させるために必要な、[1]高いサービス品質[2]使いやすさと安心感[3]標準化活動を主な観点として、NTTサイバーソリューション研究所での取り組みを紹介します。 |
IPストリーミングによる高品位な映像コンテンツ配信サービス、すなわちブロードバンドネットワークの高速性を活用したサービスを、ユーザが家電感覚で手軽に使うためのネットワークアプライアンス「光ビジュアルプレイヤ」について紹介します。 |
インターネット放送視聴用のネットワークアプライアンス「光オーディオプレイヤ」を開発しました。プレイヤ内には番組選択のための専用言語CMDLのブラウザを搭載して高いユーザビリティを実現しました。また、プッシュ配信用のソフトウェアを搭載しており、同報やお知らせ機能をサーバ側のアプリケーションとして構築できます。 |
HIKARI GATEは家庭内ルータとして開発され、光の速度をあますところなく利用できるように、パケットフィルタリング、PPPoE処理、NAT処理といったIPパケット処理をハードウェアで行っています。さらに、家電感覚で使えるように自動設定・リモートメンテナンス機能を実装しています。 |
ブロードバンドの普及に伴い、映像配信サービスが本格化してきています。多様な映像配信サービスをネットワークアプライアンスの違いを意識することなく、柔軟かつ簡単に開発する仮想共通インタフェース「VAAM」を紹介します。 |
ネットワークアプライアンスを対象にインターネット経由で「ヘルプ」「バージョンアップ」などができるリモートメンテナンスサービスと、このサービスを提供するうえで必要なVPN設定・接続を自動化し、セキュアなサービスを実現するためのリモートメンテナンス用アクセス制御プロトコルを紹介します。 |
ベンダ間で異なる実装を行ってきたストリーム配信制御プロトコルを実装レベルまで共通仕様として、光サービスアーキテクチャコンソーシアムで策定してきた過程と、この共通仕様を用いて異なるベンダの配信サーバと映像再生用アプライアンスとの相互接続検証を行った結果を紹介します。 |
□主役登場 |
光ビジュアルプレイヤでIPストリーミングを楽しみましょう
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