バックナンバー一覧 >> 2005 Vol.17 No.9 >> 特集 |
NTTグループでは、災害や危機が発生した場合の対策についてさまざまな取り組みを進めている。本特集ではグループ各社が開発した防災システム、およびソリューションを紹介する。 |
環境・防災監視系システム
ネットワークが未整備な山中や災害現場などで、仮設的に無線LANネットワークを敷設して、現場映像配信や連絡手段などの災害対策活動に活用できるとともに、平常時にも環境監視や環境学習等に活用できる環境・防災監視系システムについて紹介します。 |
災害対策サービスに適用するインフラ衛星通信システム
災害発生時における特設公衆電話サービスに加えて、昨今のインターネット普及状況を考慮し、IPデータ通信サービスも提供可能なインフラ衛星通信システムを開発しました。このシステムはグループ変復調装置などの新たな機能を盛り込んで開発されており、災害対策用途だけではなく多様な衛星通信サービスにも柔軟に対応できます。 |
NTT東日本の防災トータルソリューション
NTT東日本は、これまで蓄積してきた災害対策活動のノウハウを生かし、多くの人々の"生命・財産・生活"を災害から守るための仕組みづくりを総合的にサポートします。 |
防災分野におけるITの活用――NTT西日本の取り組み
昨年(2004年)発生した多くの自然災害は日本各地に甚大な被害をもたらし、現状の防災対策に対する課題を露呈させました。NTT西日本はこれまで培ってきた災害対応の経験とノウハウを生かした、自治体向けトータル防災ソリューションの展開により、地域社会の一員として防災分野においてリーダシップを発揮していきます。 |
モバイル安否確認/一斉通報サービス
モバイル安否確認/一斉通報サービスは、社員およびその家族がさまざまな場所からさまざまな手段で安否情報の登録・確認を行う機能を提供します。企業の安否確認に必要な機能と運用をパッケージにしたASPサービスです。 |
緊急時指揮支援システム「NoKeos」の紹介
災害や危機が発生した場合や訓練時に、指揮官や現場で対応するチームに対してその指揮、対応や意思決定の支援を行うシステムを紹介します。 |
雷害リスク低減技術
ユビキタスネット社会(u-Japan)の実現に向け、職場では質の高い仕事ができる環境を提供するITを導入したビルのインテリジェント化、IT機器の導入による業務の効率化・生産性向上が推進されています。これらの安全・安心・安定を確保する最新のJIS規格に基づいた雷害リスク低減技術について紹介します。 |
IT技術を駆使した次世代防災システムの検討
災害対策への取り組みが「防災」から「減災」へと変わりつつある状況を踏まえ、NTTコムウェアは、最新のIT技術とさまざまなシステムとを連携した「次世代防災システム」を検討しています。本稿では、発生を予測できない自然災害に対して、平常時から想定される被害への対応策の検討や、発災後の的確な状況把握、適切な判断を可能とするためのシステムについて紹介します。 |
□主役登場 |
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NTTドコモでは、ユビキタスネットワーク社会における情報流通プラットフォームの実現を目指した研究開発を進めている。本特集では、さまざまな情報処理技術について紹介する。 |
タスク知識に基づくサービスナビゲーション技術
モバイル環境下で利用可能な多数のサービスの中から、実世界におけるユーザの状況や目的に適したサービスを提示する知的情報基盤の実現を目指しています。その中で、サービスの利用事例から抽出されたユーザのタスクモデルを格納する知識ベースを用いて、実世界の問題解決に適用可能なサービスを容易に発見可能とするサービスナビゲーション技術について説明します。 |
放送型データ配信サービスのためのマルチキャスト技術
マルチキャストは、第3世代以降の広帯域移動通信網の普及とマルチメディア系アプリケーションの需要増加に伴う放送型データ配信サービスの基盤技術として注目されています。NTTドコモでは「高信頼マルチキャスト」「マルチキャストセキュリティ」「マルチキャストセッション管理」に関連するプロトコル技術を開発しましたので紹介します。 |
eTRONを搭載した携帯端末による電子価値・電子権利流通方式の研究
十分な安全性とシステム運用の低廉なコストを両立しつつ広範な用途に適用可能な、モバイルeコマース環境の実現を目指し、相互認証機能と暗号化通信機能を備えた耐タンパーICチップであるeTRONチップを利用した、新しい電子価値・電子権利流通方式の設計・実装ならびに実現性の評価について報告します。 |
シームレス環境のための耐タンパー課金技術
近年のコンテンツダウンロードサービスでは、不正コピーを防止するため、ダウンロードした端末からのコンテンツ取り出しを制限するなど、ユーザの利便性を損なった実装が多くなっています。この問題を打破するべく、コンテンツの自由な再配布および、それらに対する課金を可能にするシステムを開発しました。 |
□主役登場 |
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