バックナンバー一覧 >> 2005 Vol.17 No.12 >> 特集 |
NTTでは、暗号技術の開発に早くから着手してきた。本稿では、ITシステムに必要不可欠となっている暗号技術の動向と安全な暗号の利用方法について示すとともに、R&Dの取り組みを紹介する。 |
暗号技術の特性とその安全な利用方法
暗号は、個人情報などの電子データを盗聴、改ざんなどの脅威から守るために必要不可欠な技術となっていますが、正しく選択し運用しないと安全性を確保できないことは広くは知られていないのが現状です。本稿では暗号技術の特性と暗号技術を使ってシステムを安全に運用する方法について解説します。 |
暗号技術の最新動向
インターネットならびにITの進歩に伴い、ネットワークを介した情報流通がますます活発になっている一方で、情報セキュリティを実現する基盤となる暗号技術の重要性がさらに増大しています。本稿では暗号技術に関する最新の技術動向について述べるとともに、暗号の標準化動向、今後に向けた暗号アルゴリズム危殆化の動きについて紹介します。 |
より安全な暗号に対応した電子認証系システム
NTT情報流通プラットフォーム研究所では、安心・安全な情報流通を支える基盤として、暗号技術を利用した電子認証系のシステムを研究開発しています。最近話題になりつつある暗号アルゴリズムの危殆化による影響や課題と、それに対する取り組みについて紹介します。 |
国産暗号Camelliaの普及に向けた取り組み
NTTと三菱電機が2000年に共同開発した128bitブロック暗号Camelliaは、世界最高水準の安全性と処理性能を有することが認められ、ISO/IEC国際標準暗号やインターネット標準暗号などに採用されています。本稿では、Camelliaの概要と普及に向けた取り組みについて紹介します。 |
□主役登場 |
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