2008 vol.20 No.1

トップインタビュー

宇治則孝 NTT代表取締役 副社長
ICT社会を牽引するNTTのR&D
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NTTの研究所が進めてきた次世代ネットワーク(NGN)の商用サービスが、2008年3月から東京・大阪のトライアルエリアで始まります。これを機に、NTTのR&Dの取り組みや、グループ企業の活動を広く内外の方々に知っていただこうと、本誌1月号より、NTTグループトップへのインタビューをスタートします。最初にご登場いただくのは、持株会社の技術戦略担当の宇治則孝 NTT代表取締役副社長です。



特集

生活空間に便利で安心なサービスをもたらすアプライアンス技術

現在、ユーザが簡単な操作で柔軟に使いこなせる機能・性能を持つアプライアンスの実現が求められている。本特集では、NTTサイバーソリューション研究所が開発した、さまざまなアプライアンス技術を紹介する。

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ストレージ・セントリックな端末環境の実現に向けた取り組み

NTT研究所では、iSCSI技術の先進性に着目し、企業・組織における情報管理のあり方を提案するソリューションとして、ストレージ・セントリックの実現に取り組んできた。本特集では、NTTで開発されたSTRAGEX、およびNTTデータが商品化したCoreBootについて紹介する。

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R&Dホットコーナー

サイト横断でユーザ個々の嗜好に合ったサービス提供を実現するパーソナルサービス基盤技術

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from ・・・NTTドコモ
OFFICEEDサービスのシステム開発
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OFFICEEDサービスは、FOMA端末間、およびFOMA端末とユーザPBX配下端末間の定額通話を提供するサービスです。本サービスの提供のため、PBXと基地局間データ転送装置の接続を可能とする新規装置を開発しました。
 
研究所の姿
最新技術をトータルにデザイン QoEで生活の快適性を追求
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NTTサイバーソリューション研究所(SL研)は横須賀研究開発センタ内にあります。ここでは、膨大なデータの中から、いかに本当に必要な情報を得ることができるか、また、ユーザの視点に立ったサービス提供のあり方等についての研究開発が行われています。さまざまな取り組みについて、岸上順一所長にお話を伺いました。


   
技術基礎講座
非接触ICカード技術――第1回 非接触ICカードシステムをめぐる動向
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ICカードは認証や決済を伴う権利行使の手段として広く使用されるようになりました。その中で非接触ICカードは多くの優れた特徴を持ち、普及が進んでいます。本講座では5回にわたり非接触ICカードの技術的な側面を中心に解説します。第1回目は非接触ICカードの総論として、その特徴、機能と市場の動向について説明します。
 
世界の潮流〜国際貢献〜
開発途上国に生きるNTTの技術:技術を通じた国際貢献――国際研修(APT)編
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NTTグループは、国益への貢献としてNTT東日本が窓口となって国際協力事業を実施しています。特にNTTグループの国際研修事業は1955年、日本が戦後復興を果たし国際社会の一員として認められるようになったときから研修員の受入れを開始し、現在までに約1万人近い方々の育成に協力してきました。今回はAPT(Asia-Pacific Telecommunity:アジア・太平洋電気通信共同体)向け研修について紹介します。


   
グローバルスタンダード最前線
ITU-Tにおける映像・音声符号化の標準化動向
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ITU-Tでは、デジタルによる通信に欠かせない技術の1つである映像・音声符号化において、多数の標準方式を勧告化し、現在でも品質の向上や新たなサービスへの適用を目指し、H.264/SVC/MVC、G.711WBE等の新たな国際標準方式を策定する作業が積極的に進められています。ここでは、それら符号化の標準化最新動向について紹介します。
 
テクニカルソリューション
IP系故障に有効な切分けツールの開発
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ひかり電話等の故障の際、パケットをキャプチャしてシーケンスを解析すると故障個所を効率的に特定できます。NTT東日本技術協力センタでは各種故障切分けツールの開発を進めてきており、市販TAPよりも低価格で、簡単に使用できるパケットキャプチャ専用のTAPを開発しましたので紹介します。

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