バックナンバー一覧 >> 2008 Vol.20 No.1 >> 特集 |
現在、ユーザが簡単な操作で柔軟に使いこなせる機能・性能を持つアプライアンスの実現が求められている。本特集では、NTTサイバーソリューション研究所が開発した、さまざまなアプライアンス技術を紹介する。 |
アプライアンス研究開発の展望
NTTサイバーソリューション研究所では、NGN時代を見据え、QoE(ユーザ体感品質)の高い端末を実現すべく研究開発を推進しています。本稿では、将来の情報端末に必要となる機能を整理し、我々の研究開発の方向性を鳥瞰するとともに、本特集で紹介するプロダクトの位置付けについて説明します。 |
いろいろな生活シーンにおいて、情報機器を簡単に操作可能とするリモコンインタフェース技術「URban」
情報機器(端末)は、ネットワークの末端に位置する存在ですが、私たちにとっては唯一のネットワークへのエントリーポイントです。高いQoEを実現するためには、ネットワークの品質はもとより、人間の感性に即した気持ちのよい操作感が必要です。「URban」は、そのような操作感の実現を目標とした情報機器向けリモコンインタフェース構成技術です。 |
さまざまな種類のロボットを連携可能にするネットワークロボットプラットフォーム技術
さまざまなセンサやアプラアインス、サービスロボットがネットワークを介して連携しながらサービスを提供するためのネットワークロボットプラットフォームを紹介します。このプラットフォームを使うことで、単体のロボットやアプライアンスでは実現できなかったさまざまな高度なサービスをユーザに提供することができるようになります。 |
保護者参加型子ども見守りシステム「メルロボ連絡帳」
近年、保育現場ではより高い安心・安全が求められており、子どもの見守りやコミュニケーションを活性化するサービスへの期待が高まっています。保護者と子どもとのかかわり合いを支援しつつ、保護者と保育士の情報共有を行う、携帯メールとロボットを用いた保護者参加型子ども見守りシステム「メルロボ連絡帳」を紹介します。 |
病院・介護施設における転倒転落事故予防システム
少子高齢化社会において、高齢者や要介護者に対する生活支援サービスのニーズが高まっています。その中で私たちはセンサを用いた生活支援が必要な人を対象とした見守りサービスを検討しています。今回、その具体例としてNTT東日本関東病院と共同で技術開発を進めている、入院患者のベッドからの転倒転落事故を予防する「転倒転落事故予防システム」について紹介します。 |
□主役登場 |
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NTT研究所では、iSCSI技術の先進性に着目し、企業・組織における情報管理のあり方を提案するソリューションとして、ストレージ・セントリックの実現に取り組んできた。本特集では、NTTで開発されたSTRAGEX、およびNTTデータが商品化したCoreBootについて紹介する。 |
ストレージ・セントリックの動向とSTRAGEXの位置付け
大量のサーバや業務端末上に分散したストレージをセンタに集約することにより、企業・組織にとって最適な情報管理のあり方を提案するソリューションが、いわゆるストレージ・セントリックです。NTT研究所が開発したSTRAGEXを中心に、ストレージ・セントリックの導入事例を紹介します。 |
PC端末の一元管理を支えるSTRAGEXのストレージ管理技術
STRAGEXではPC端末の一元管理により安全な環境の提供とTCOの削減を実現しています。本稿では管理を一元化するために使われている、共通領域からのOS起動や起動領域の切替等のストレージ管理技術について紹介します。 |
CoreBootとSTRAGEX導入状況の紹介
「情報漏洩防止」「運用管理コスト削減」「高いユーザビリティ」を実現する、ネットブート型シンクライアント製品のCoreBoot(コアブート)を紹介します。NTTデータでは、CoreBootの製品化前に、ベースとなるSTRAGEXを社内に150台導入しました。本稿ではSTRAGEXの導入状況も併せて紹介します。 |
CoreBootの製造業CAD環境への適応
製造業の設計部門等3次元CADの利用現場は、高度なグラフィックス描画や計算負荷の高いアプリケーションの実行環境を必須としています。CoreBootは、シンクライアントが苦手としていたCAD分野でも、適用できる技術であることを説明します。 |
□主役登場 |
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