バックナンバー一覧 >> 2008 Vol.20 No.11 >> 特集 |
NTTドコモでは大容量・高効率通信の実現に向けた要素技術の研究開発を行っている。本特集ではSuper 3G(LTE)の標準化動向、試験装置を用いた実験結果、および5Gbit/s超高速パケット伝送実験について紹介する。 |
Super 3G(LTE)の標準化動向
定額制に向けたさらなるビットコストの低減に対する要素技術として、W-CDMA方式の拡張技術HSDPA/HSUPAを発展させた規格であるSuper 3G(LTE)の標準化動向について紹介します。 |
Super 3G(LTE)の方式概要および実験結果
Super 3G(LTE)の試作装置を用いた実験結果を中心にその有効性について解説します。 |
ブロードバンド無線アクセスにおけるMIMO多重法を用いた5Gbit/s超高速パケット信号伝送屋外実験
周波数帯域幅100MHzのブロードバンド無線アクセスにおいて、セルラ環境における周辺セル干渉を考慮したときのほぼ究極の伝送速度と考えられる5Gbit/s(周波数利用効率50bit/s/Hz)を実現する超高速パケット信号伝送実験の技術概要、装置構成および屋外実験結果について解説します。 |
□主役登場 |
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新たな時代のネットワークの研究が国内外で活発化している。本特集では、NTT研究所における2020年をターゲットにした将来のネットワーク構築の考え方を紹介し、研究開発の取り組みを解説する。主要技術分野における技術開発の現状と今後の研究の方向性を紹介する。 |
ネットワークイノベーションを目指す研究開発の取り組み
ネットワークへの要求は今後ますます多様化・高度化すると予測される一方、その大容量化・高性能化は物理限界に近づきつつあり、ネットワーク構成を新たな視点で考え直すことが求められています。本特集では、ネットワークアーキテクチャに求められる要件とその実現に向けてNTT研究所が取り組んでいる研究開発の現状を解説します。 |
将来のネットワークを目指す日米欧の研究開発動向
将来のネットワークを目指す研究に新しい動きが出てきています。米欧では全米科学財団や欧州委員会等が将来のネットワーク実現に向けた研究プロジェクトを発足させ、日本では独立行政法人情報通信研究機構が中心となり将来のネットワークに関する研究を推進しています。本稿では日米欧の研究動向を紹介します。 |
超高速大容量ネットワークの実現に向けて
2020年ごろを想定した将来のネットワークを支える共通プラットフォームであるとともに、数Gbit/s〜100Gbit/s超の大容量かつ低遅延のエンド・エンドパスサービス(ヒュージバンドサービス)を、オンデマンドで、経済的かつ高信頼に提供するためのアクセスネットワーク、光コアネットワークと、これらを支える各種デバイスに対して、要求条件と解決すべき課題、技術の方向性について、それぞれ紹介します。 |
パケットサービスの新たなパラダイムを目指して
本稿では、超高速大容量ネットワークにおいて、さまざまなパケットサービスを効率的に提供するための基盤技術としてネットワーク仮想化とオートノミック運用制御を中心に、パケットサービスネットワークとしてのIPネットワークの実現方法、さまざまな新しいアプリケーションをパケットネットワークで展開するオーバーレイネットワーク技術、キャリアグレードなBPSを実現するパケットトランスポート技術の動向について述べます。 |
多様なモノのネットワーク化に向けて
将来の社会では、あらゆるモノがネットワークにつながると考えています。センシングやモノ間通信、コンテクスト収集の基盤となるタイニーバンドマスサービスについて、要求条件と課題、技術の方向性について、それぞれ紹介します。 |
□主役登場 |
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