バックナンバー一覧 >> 2009 Vol.21 No.7 >> 特集 |
NTTでは、デジタルサイネージを普及・拡大するためには、点在するサイネージをネットワーク化し、メディアとして取引するアド・プラットフォームの構築が必要であると考えている。本特集ではプラットフォームの基盤となる技術の開発と、実証実験の結果を紹介する。 |
デジタルサイネージのメディア化に向けて
デジタルサイネージは新たな広告メディアとして注目が集まっていますが、メディアとして確立・普及するためには解決すべき課題があります。本稿では、サイネージのネットワーク化や広告効果測定の技術検証、広告主ニーズとロケーション特性をマッチングさせるロジック構築に向けたマーケティング検証について紹介します。 |
メタデータを用いた配信・管理の統合化技術
異なるメーカのサイネージシステムに対して、統一的なインタフェースとメタデータで広告コンテンツをスケジューリングして一括配信する「メタデータ配信管理統合化技術」、および広告コンテンツの属性と、デジタルサイネージの設置場所の属性を管理し、両者の最適な組合せを求める「メタデータマッチング技術」について紹介します。 |
画像処理による広告効果測定技術
デジタルサイネージにおける広告流通の活性化のためには、その広告効果を測定する手段を確立することが急務となっています。NTTサイバースペース研究所では広告効果測定への適用を想定し、画像から人の数を計測する混雑度計測技術、画面方向を向いている顔を検出する顔検出・向き推定技術を開発しました。 |
デジタルサイネージの配信管理システムの共同トライアル
NTTとNTTコミュニケーションズは、2008年11月から複数の駅および商業施設に設置したデジタルサイネージに対し、一括で広告を配信し、表示された広告の視聴者人数を画像処理により計測する「デジタルサイネージの配信管理システムの共同トライアル」を開始しました。本稿では、本共同トライアルの詳細について解説します。 |
□主役登場 |
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