バックナンバー一覧 >> 2009 Vol.21 No.8 >> R&Dホットコーナー |
多条布設予定管路に対する点検診断では、その半数以上が不良と診断され管路補修などが必要となっています。私たちは、それらを非開削で収容ケーブルに影響を与えずに補修する技術の開発を進めており、「ケーブル収容管高圧洗浄技術(Step1)」に続き、このたび、「ケーブル収容管再生技術(Step2)」の開発が完了しました |
地震災害に対するネットワークの信頼性を確保することを目的として、地震発生時における地下設備の被災状況を事前にシミュレーションする「通信設備の地震時機能性評価技術」について、既往地震被災状況の再分析による被災率表の見直しと、GIS技術を用いた公的機関発表情報の活用により、シミュレーションの精度向上と効率化を図り、検討時間の大幅な短縮を可能にしました。ここではその概要について紹介します。 |
近年、橋梁の耐震対策として免震化が進められていますが、既存の橋梁添架設備は温度伸縮や地震動を見込んで伸縮構造を採用しているものの、免震支承の変形までは見込んでおらず、大地震時に管路および収容ケーブルが損傷するおそれがあります。そこで、ここでは免震橋添架設備に必要とされる変形性能を明確にし、市販の管材を利用した経済的な対策により、通信サービスの途絶からケーブルを保護する技術を開発しましたのでその概要を紹介します。 |