バックナンバー一覧 >> 2009 Vol.21 No.9 |
新型インフルエンザ・パンデミックの発生や、自然災害の頻発等、日本社会全体において危機管理対策や事業継続が喫緊の課題となっている。本特集では、NTTグループ各社のICTを活用した防災対策、危機管理、事業継続対策への各種ソリューションを紹介する。 NTT情報流通プラットフォーム研究所では将来のICT基盤としての本格展開に向けてクラウドコンピューティング技術CBoCの研究開発を行っている。本特集では取り組みのねらい、技術概要と要素技術を紹介する。 |
2008年10月にNTTデータがパナソニックモバイルコミュニケーションズと提携して設立された、NTTデータMSE。携帯電話、交通管制システム、デジタル家電、監視カメラなどの幅広い分野で、組込みソフトウェア技術を生かしている。設立背景や今後の展望などについて、同社の西部俊憲常務取締役営業本部長に詳しくお話を伺った。 |
NGNの展開、ICTサービスの発展等により、電気通信設備における消費電力は今後大幅に増加することが予測されています。地球温暖化防止のためには消費電力の増加を抑制し、削減していく取り組みが喫緊の課題となっています。NTT西日本ではICT機器の低消費電力化や仮想化技術の採用等によるシステム全体でのエネルギー削減、通信機械室環境改善等によるエネルギー削減の取り組みを推進しています。これらの取り組み内容について紹介します。 |
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第3回 仮想OS方式 前回は仮想ハードウェア方式について説明しました。第3回目となる今回は、もう1つの代表的なサーバ仮想化方式である仮想OS方式について説明し、オープンソースの仮想OSプロダクトであるOpenVZとLinux Containerを例にとって紹介します。 |
FTTH(Fiber To The Home)によるブロードバンドサービスの提供では、主にPON(Passive Optical Network)と呼ばれる経済的な光アクセスシステムが利用されています。2004年前後に、通信速度が1Gbit/s程度のPONシステムが標準化され、FTTHの全国的な普及の足掛かりとなりました。現在は、次世代に向けて、10ギガビット級のPONシステムの標準化が進展しています。ここでは、この10G級PONシステムの最新標準化動向を紹介します。 |