バックナンバー一覧 >> 2009 Vol.21 No.9 >> 特集 |
新型インフルエンザ・パンデミックの発生や、自然災害の頻発等、日本社会全体において危機管理対策や事業継続が喫緊の課題となっている。本特集では、NTTグループ各社のICTを活用した防災対策、危機管理、事業継続対策への各種ソリューションを紹介する。 |
危機管理・事業継続管理へのICT活用と防災プロデュースの取り組み
危機管理対策では“情報”が重要なキーとなります。あらゆるユーザや組織にとって、各種対策活動の効率化・迅速化・正確化等の観点から、ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)は有用、かつ重要なツールとなり得ます。本稿では、危機管理や事業継続管理におけるICTの活用領域と、NTTグループの取り組みを紹介します。 |
防災情報伝達制御システム――自治体との共同トライアルと新しい防災情報伝達手段の構築
NTT東日本では、NTT環境エネルギー研究所および自治体と共同したトライアルを通して防災情報伝達制御システムの開発・検証を行ってきました。その成果を紹介するとともに、自治体における新しい防災情報の配信モデルを提案します。 |
緊急時対応ソリューションの取り組み
NTT西日本では、幅広く防災ソリューションに取り組んでいます。本稿では「緊急時対応ソリューション」として取り組みを進めているJ-ALERT、職員参集システム、住民への防災情報伝達ソリューションを紹介します。 |
モバイルコネクト安否確認/一斉通報サービス新型インフルエンザ対応機能
社会や企業の経済活動に甚大な影響を及ぼす脅威として、地震等の自然災害に加え、近年新型インフルエンザ等の感染拡大のリスクが高まっています。モバイルコネクト安否確認/一斉通報サービスは、新型インフルエンザ発生時の各フェーズにおける企業の情報連絡、従業員の状況確認等を行う機能を強化しました。 |
橋の異常を瞬時にキャッチ! ――橋梁モニタリングシステムBRIMOSの開発
NTTデータでは、橋梁に発生した異常を即時かつ継続的に遠隔から監視する橋梁モニタリングシステムBRIMOSを開発しました。BRIMOSは、迅速かつ効率的な橋梁保全を実現するための道路管理業務支援情報を提供します。本稿では、地震発生時のリアルタイム異常検知機能および平常時の重量車両交通状況の情報提供機能を紹介するとともに、 NTTデータのデータセンタEXFORTに構築した共同利用型システムによる柔軟なサービス提供について説明します。 |
NTT-ATのBCP対策ソリューション
大地震や台風などの自然災害、新型インフルエンザなど突発的な危機が起きても、事業資産の損害を最小限にとどめ、中核事業の継続や早期復旧を可能とするための方法や手段が注目されています。本稿では、地震時、新型インフルエンザ発生時と被害対象や被害地域、被害を受ける期間などが全く相反する2つのリスクに対応するBCP対策ソリューションを紹介します。 |
企業経営を守り抜く「100年BCP」
BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)という“備え”が、企業価値に大きく影響する時代になっています。NTTファシリティーズは2008年4月に「BCPビジネス本部」を設置し、長年にわたり、通信施設の構築・保守・運用等を実践してきた豊富な経験と幅広い分野の高信頼技術を強みに、事業継続を実現する実践的なソリューション「100年BCP」を提供しています。 |
NTTコムウェアの次世代防災ソリューション
NTTコムウェアでは、ユーザビリティを考慮し、誰でも簡単に扱える防災システムを提供しています。本稿では、災害対策本部の意思決定および現場からの情報共有や点検業務を支援する「タンジブル防災ソリューション」「構造物点検支援システム」について紹介します。 |
SaaS配信による分散共有型GISサービスプラットフォーム
NTT-ME、NTTネオメイトでは、電子地図やオルソ航空写真、住所情報、道路情報、POI情報など、多種多様な空間情報を取り扱い、また、NTTグループから官公庁、地方自治体、民間企業など幅広いユーザ層に対しソリューションサービスの提供を行ってきました。本稿では多くの導入実績と技術開発力を生かし、地図データを簡単に利用いただける基盤としてSaaS配信によるGISサービスプラットフォームを紹介します。 |
NTTアイティのパンデミック対策支援ソリューション
2009年に入り新型インフルエンザの脅威が話題になり、世界的なパンデミック(大流行)の発生と相まって、国・自治体・企業ではさまざまな対策(BCP/BCM)が進められています。国や自治体、企業との連携を図りながら、計画的に事業・業務を制限、縮小して社内外への感染を抑止するとともに、適切な対策を講じて社会機能の維持とそのサポート、および会社存続のために重要な業務を継続し、パンデミック終息時にいち早く通常の企業活動に復旧することが、基本的な対策戦略となります。その中でご活用いただけるNTTアイティのパンデミック対策支援ソリューションを紹介します。 |
□主役登場 |
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企業のICTシステムに共通な課題を解決し、将来のICT基盤としての本格発展に向けて、ネットワーク・セキュリティ技術・オペレーション等のNTTの強みを活かし、システムの品質・セキュリティ・運用性・信頼性等の非機能要件を実現するクラウドコンピューティング技術であるCBoC(Common IT Bases over Cloud Computing)の構想について紹介します。 |
クラウドコンピューティング技術CBoCの構想
企業のICTシステムに共通な課題を解決し、将来のICT基盤としての本格発展に向けて、ネットワーク・セキュリティ技術・オペレーション等のNTTの強みを活かし、システムの品質・セキュリティ・運用性・信頼性等の非機能要件を実現するクラウドコンピューティング技術であるCBoC(Common IT Bases over Cloud Computing)の構想について紹介します。 |
クラウドコンピューティング技術CBoCの研究開発
ホットな話題であるクラウドコンピューティングですが、その中身はさまざまな機能から構成されています。本稿では、クラウドコンピューティングの満たすべき特性とそのための課題、クラウドコンピューティング技術としてNTT情報流通プラットフォーム研究所で開発中であるCBoC(Common IT Bases over Cloud Computing)の取り組みについて解説します。 |
CBoCの仮想化運用管理技術によるSaaSの実現
NTT情報流通プラットフォーム研究所では、クラウドコンピューティング技術であるCBoC(Common IT Bases over Cloud Computing)の技術開発を推進しています。本稿では、CBoCの仮想化運用管理技術の特長、および仮想化運用管理技術を用いて短期間かつ低コストでSaaSを実現するCBoCの取り組みについて紹介します。 |
CBoCによる大規模分散処理システムの実現
データマイニングのように大量データの処理により新しい付加価値情報を創出するサービスの実現には、大量データを多数のPCサーバを用いて効率的に分散処理する大規模分散システムが必要となります。本稿では、CBoC(Common IT Bases over Cloud Computing)による大規模分散処理システムの中核をなす分散ファイルシステム・分散テーブル・分散ロックについて紹介します。 |
□主役登場 |
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