バックナンバー一覧 >> 2010 Vol.22 No.2 >> 特集 |
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![]() NTT研究企画部門とNTT情報流通プラットフォーム研究所では、ICTサービスの安心・安全を支えるさまざまなセキュリティ技術に不可欠な暗号の研究開発を行っている。本特集では、暗号アルゴリズムの安全性、攻撃(解読)技術、暗号実装に関する評価・対策技術などを紹介する。 |
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ICT社会基盤のセキュリティを支える暗号技術―安全な暗号利用に向けて
NTT研究企画部門とNTT情報流通プラットフォーム研究所では、ICT社会基盤の安心・安全を支えるセキュリティ技術に不可欠な暗号技術について、先端的研究開発とプロダクト提供を行うとともに、安全な暗号を正しく利用するための技術やノウハウをNTTグループ内に広く展開する取り組みを行っています。 |
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IDベース暗号の応用とキーワード検索暗号
IDを用いて暗号化を行うことができるIDベース暗号(IBE)と、その応用の一例として、任意のキーワードが暗号文に含まれているかどうかを暗号化されたまま調べることができるキーワード検索暗号(PEKS)の解説を行います。 |
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アルゴリズムへの攻撃―ハッシュ攻撃の現状
2004年にMD5の衝突が発見されて以来、ハッシュ関数の解析やその脆弱性を利用した実応用プロトコルへの攻撃法が進化し続けています。本稿では、これらの進展を解説し、次世代ハッシュSHA-3選定状況について紹介します。 |
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OpenSSL互換インタフェースによるNTT暗号基盤
NTT情報流通プラットフォーム研究所では、安心・安全な情報流通を支える基盤として、RSA暗号などの一般標準暗号やNTTが独自に開発した暗号をサポートする暗号基盤の研究・開発を行っています。本稿では、OSSの1つであるOpenSSLにNTT暗号を組み込み開発した暗号基盤を紹介します。 |
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暗号実装の安全性に関する評価・対策技術
近年、ICカードなどの暗号機能が組み込まれた製品の消費電力や漏洩電磁波等から、暗号に必要な秘密情報を盗み出す「実装攻撃」が問題となっています。本稿では、この実装攻撃の技術や関連するセキュリティ認証制度と、それに対する研究所の評価・対策技術について紹介します。 |
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暗号危殆化対策に関する社内外の取り組み
暗号の危殆化問題とは、暗号解読技術の進展や計算機能力の向上などに伴って暗号アルゴリズムの安全性が低下することを意味します。本稿では、暗号危殆化に関する技術的な解説を行うとともに、暗号危殆化の問題に対する世の中の動向、およびNTTの暗号R&D部門として取り組んでいる暗号危殆化対策の活動(安全な暗号利用推進)などについて紹介します。 |
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□主役登場 |
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NGNの発展を強力に推進する光アクセスの動向
次世代ネットワーク(NGN)が目指す高品質かつ高信頼なサービスを実現するために、必要な技術の開発を進めると同時に、多方面のサービスへの実用化に積極的に取り組んでいます。本稿では、急速に市場が拡大しつつあるトリプルプレイサービスを支える技術を紹介するとともに、次世代イーサシステムの動向についても解説します。本特集は、2009年10月15日に開催されました「つくばフォーラム2009」ワークショップでの講演を基に構成したものです。 |
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ブロードバンドサービスのさらなる発展を目指す光アクセスシステムの動向
光アクセスシステムの研究開発について、現在のトレンドをベースに、将来のサービスに向けどのような課題をクリアにしていく必要があるかを検討します。本稿では、次世代PONシステムの研究開発の動向、および次世代光アクセスネットワークを支える技術の現状について紹介します。 |
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FTTHを推進する光アクセス網技術の動向
総務省資料によると我が国におけるブロードバンドサービスの契約者数は、2009年6月末時点で3093万回線に到達し、その中でもFTTHは1589万回線となり、ブロードバンドサービス契約数全体の半数を超えるまでになりました。こうしたブロードバンドサービスの主役となり躍進を続けるFTTHについて、ブロードバンドサービスの動向、光アクセス網技術の最新動向、今後の光アクセス網R&Dの方向性について紹介します。 |