バックナンバー一覧 >> 2010 Vol.22 No.8 >> 特集 |
災害や危機発生時に、抵抗力を高めて被害を軽減・抑止する対策と、回復力を高めて復旧時間を短縮する対策の両面による対策、すなわち総合的な防災力向上に向け、NTTグループ各社が提供するICTソリューションを紹介する。 |
総合的な防災力向上に貢献するICTの活用とR&Dの取り組み
災害や危機発生に対しては、抵抗力を高めて被害を軽減・抑止する対策と、回復力を高めて復旧時間を短縮する対策の両面から、総合的な防災力を高めることが重要な課題となっています。本稿では、総合的な防災力の向上に向けたICTの活用、およびNTT R&Dの取り組みを紹介します。 |
危機管理・防災分野における新たなクラウド型防災情報配信・共有サービスの創出
NTT東日本では、NTTグループと共同してクラウド型の防災情報システムの検討・実用化に向けた取り組みを行っています。これまでの取り組み状況と今後の展開についての概況を紹介します。 |
地域情報プラットフォーム標準仕様に基づく防災情報共有システムの取り組み
NTT西日本では、防災業務における自治体間の情報共有の新しいあり方を検証し支援する取り組みを行っています。本稿では、2007〜2009年に全国地域情報化推進協会が推奨する防災業務アプリケーションユニット標準仕様(Ver0.9)を採用した防災情報共有システム、および防災情報システムの開発の背景と普及に向けた課題を考察します。 |
クラウド基盤を支えるBCPソリューション
クラウド市場の急成長による経営IT資源のデータセンタへの集約化および、大規模地震から新たなパンデミックまでさまざまな脅威に対処できるように、近年災害時におけるビジネス継続実現のためのリスク軽減対策は、多様化かつ高精度を求められるようになりました。このようなリスクに対処するBCPソリューションを紹介します。 |
衛星と位置情報を利用したリアルタイム防災
NTTデータは災害発生時に携帯電話やカーナビなどの位置情報を利用する端末に衛星から情報を送信し、利用者の状況に応じたアクションメニューを提示することで、効果的に災害に対応するソリューションの開発を目指しています。2010年夏に打上げ予定の準天頂衛星を利用した産官学連携の実験を計画中であり、国際展開も目指します。 |
衛星移動通信サービス(ワイドスターU)と一斉同報通信サービス
NTTドコモでは、これまで日本全土および日本沿岸からおおむね200海里までをサービスエリアとしていた衛星移動通信サービスを刷新し、新たな衛星移動通信サービス(ワイドスターU)を開始しました。併せて、一斉同報通信サービスを開始しましたので、2つの新サービスについて紹介します。 |
BCPをサポートするNTTファシリティーズの技術
地震大国日本において、企業活動の中枢を担う情報通信機器をいかに地震の被害から守るかは今や重要な課題です。NTTファシリティーズは、情報通信機器の総合的な安全性、信頼性の確保のために、地震の揺れを再現・性能検証ができる3次元振動試験システム「DUAL FORCE」の開発を進め、2010年6月より運用を開始しました。また、建物・設備にかかわる保守・運用業界では国内初となる事業継続マネジメントシステムの認証を取得しました。 |
安心・安全な社会の実現に向けたNTTコムウェアの防災・医療ソリューション
本稿では、災害時における発生から復旧・復興までのさまざまなシーンにおいて活用いただける、安心・安全を確保するための防災支援ソリューションを紹介します。 |
BCP策定後の次ステップを実現する危機管理ソリューション
大規模災害を含む危機発生時には、状況を的確に把握することが、次の判断や迅速な行動につながります。本稿では、このような緊急事態の状況把握や復旧活動を支援するシステムとして、Webを活用した危機管理ソフトウェア「WebEOCR」を紹介します。 |
□主役登場 |
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