バックナンバー一覧 >> 2012 Vol.24 No.3 >> 特集 |
現在、将来ネットワークに向けた研究が世界各国で活発化している。本特集では将来ネットワークの重要技術としてNTT研究所で研究を進めているフレキシブルネットワーク構成技術を紹介する。フレキシブルネットワークにより、今後の通信の利用形態変化や将来の新たなサービス提供などに対して柔軟に対応することが可能となる。 |
将来網に向けたフレキシブルネットワーク構成技術
本稿では、現在のインターネットやNGNの次の世代を担う「将来ネットワーク」の中核技術として研究を行っている「フレキシブルネットワーク構成技術」の全体概要、およびNTT研究所の取り組みについて紹介します。 |
将来網に向けたフレキシブル仮想光トランスポート制御技術
NTTネットワークサービスシステム研究所では、今後も大容量化が進む光トランスポートの資源を多様なサービス・アプリケーション等の上位層の需要に応じて、ダイナミックに分割提供する技術を開発しています。本稿では、サービスの「変化」や災害時の「変化」に合わせてネットワークトポロジやパス帯域等を上位層から自由に制御可能なフレキシブル仮想光トランスポート制御技術を紹介します。 |
将来網に向けたネットワーク・情報処理統合マネジメント技術
将来網ではネットワークやIT機器の資源を仮想化し、有効に組み合わせることによって、将来の社会や人に大きな価値を提供できるサービス創造を目指しています。本稿では、NTT未来ねっと研究所で取り組んでいるプログラマブル高機能化ネットワーク構成技術、およびネットワーク・IT資源統合管理技術を紹介します。 |
将来のネットワーク制御ノード実現に向けた取り組み
キャリアネットワークのさらなるコスト削減に向けて、各サーバ系システムの調達や保守の一元化に向けた検討が行われています。本稿では、その一環としてNTTネットワークサービスシステム研究所で検討中のネットワーク制御ノードの共通的なプラットフォームである「新ネットワーク制御ノード構成技術」について紹介します。 |
プログラマブル高機能ネットワークを支える測定技術
ユーザにとってのサービス品質は、ユーザ自身の要求と、実世界の環境やアプリケーションの特性、さらにネットワーク品質といったさまざまな外部要因が絡み合って決定されます。将来ネットワークでは、サービス品質を高めるために、これらのパラメータを測定しながら、ネットワーク・IT資源を柔軟にプログラムしていくことが必要となります。本稿では、もっとも基本的なパラメータの1つであるネットワーク品質の測定技術について紹介します。 |
□主役登場 |
|