バックナンバー一覧 >> 2013 Vol.25 No.12 >> 特集 |
NTTグループでは、個人向けのテレビ電話を中心とした映像コミュニケーションサービスを提供している。本特集では、離れた人々が同じ空間を共有できるようなコミュニケーションのコンセプト「ひかりリ ビング」の実現に向け、NTT研究所が開発した技術・機能、NTT東日本・西日本のビジネス展開について紹介する。 |
映像コミュニケーションの拡大に向けて
映像コミュニケーションは、光ブロードバンドネットワークの有望な応用の1つです。本特集では、人と人、人と社会を映像を使ってつなぐことで、豊かなライフスタイルを創出することができるサービスの実現・拡大に向けたNTTグループの取り組みについて、研究開発、NTT東日本・西日本におけるサービス概要・ビジネス展開の状況を紹介します。 |
「ひかりシェアプレイス」と「光だんらんTV ティービー」による空間共有コミュニケーションの実現と今後のビジネス展開
NTT東日本とNTT西日本は、自宅のテレビを使って高品質なリアルタイムの映像通信ができる「ひかりシェアプレイス(NTT東日本)」と「光だんらんTV(NTT西日本)」を2012年12月より提供開始しました。2013年8月からは相手と会話しながら写真や動画などのデータ共有やホームページの共有ができる「通話中のコンテンツ共有機能」を追加し、離れた場所に暮らす家族や友人、知人との空間コミュニケーションの実現に寄与するとともに、各事業者様とのアライアンスにより、新たな利用シーンを広げていきます。 |
「ひかりリビング」を支える技術
「ひかりリビング」は、単なるテレビ電話ではなく、離れた相手と同じ空間にいるようなコミュニケーションツールとなるよう、会話をしながら、コンテンツ等を共有する機能を実現します。 本稿では、快適なテレビ電話を実現する技術や、コンテンツを共有する技術など、ひかりリビングを支える技術について解説します。 |
□主役登場 |
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安価・迅速に業務効率化を実現する 「端末操作自動化ツールUMS」
業務効率化は、業種業態によらず求められる普遍的な課題です。本稿では、NTTアクセスサービスシステム研究所が開発した「端末操作自動化ツールUMS(Unified Management Support System)」を紹介します。本ツールは、日々のオフィス業務で発生するPC上の作業を、誰でも手軽に自動化できるようにすることで、業務効率化に貢献します。 |
UMSによる光線路試験の効率化
NTT東日本では、光ファイバケーブルを健全に保つために、定期的に光ファイバケーブルの試験を行っています。各通信ビルに設置している光線路試験装置を利用すれば、現地におもむく必要がないため効率的かつ高精度で実施できますが、一部で繰り返し操作が必要なため改善が求められていました。本稿では、この課題をUMS(Unified Management Support System)による自動化によって解決した例を紹介します。 |
UMSの普及拡大に向けた東海エリアの取り組み
NTT西日本では、2011年度より主に光開通業務における効率化を目的として、UMS(Unified Management Support System)の導入推進に取り組んできました。東海エリアでは、東海4県の光開通部門が推進役となり、各県域での普及拡大を目指した取り組みを行ってきましたが、東海エリアにおける各業務分野への適用拡大と業務効率化・標準化を最大限にするべく立ち上げたUMS推進プロジェクトの取り組みについて紹介します。 |
UMSを活用した全社オペレーション業務の効率化
人手作業を中心とする労働集約的なオペレーションをオペレータがUMS(Unified Management Support System)の活用に自立的に取り組むことによって、多岐にわたる業務分野での効率化、品質向上を実現しています。本稿では、NTTコミュニケーションズにおける全社の活用実績や現業への導入効果、ならびにUMSの全社展開を支える取り組みについて紹介します。 |
UMSを活用したスマートフォン・タブレット向け「初期設定ツール」
NTTドコモでは、法人のお客さまがスマートフォン・タブレットを導入する際、初期設定を効率的に行うツールをUMS(Unified Management Support System)で作成・試行しました。本ツールを利用することで、導入当初にさまざまな設定が必要となるスマートフォン・タブレットを迅速に導入することが可能となり、業務の効率化の早期実現が期待できます。 |