バックナンバー一覧 >> 2015 Vol.27 No.8 >> 特集 |
NTT研究所では、将来に向けた通信ネットワークの技術開発に関するコンセプトとして新R&Dビジョン「NetroSphere構想」を策定した。NetroSphere構想では、ネットワークを利用するお客さまやサービス事業者に求められるサービスを、迅速かつ高信頼、低コストに提供することを目的に、ネットワークにあるさまざまな機能を、柔軟に利用できるアーキテクチャの実現を目指す。本特集では、NetroSphere構想のねらいと、その構想を支えるネットワークアーキテクチャ、NetroSphere構想の実現に向けた研究開発の取り組み状況について紹介する。 |
NetroSphere構想とネットワークアーキテクチャ
NTT研究所では、将来に向けた通信ネットワークの技術開発に関するコンセプトとして、NetroSphere構想を策定しました。NetroSphere構想では、ネットワークを利用するお客さまやサービス事業者に求められるサービス を、迅速かつ高信頼、低コストに提供することを目的に、ネットワークにあるさまざまな機能を、柔軟に利用できるアーキテクチャの実現を目指します。本稿では、NetroSphere構想のねらいと、その構想を支えるネットワークアーキテクチャについて紹介します。 |
NetroSphere構想の実現に向けた取り組み
NTTは、ネットワークを利用するお客さまやサービス事業者に、今まで以上に多様なサービスを迅速、低コストでありながら高信頼に提供していくことを目指し、2015年2月に新R&Dコンセプト「NetroSphere構想」を発表しました。 NTT情報ネットワーク総合研究所ではNetroSphere構想の実現に向けて、ネットワークアーキテクチャから仮想化、ハードウェア、オペレーションなど幅広い研究開発を行っています。本稿では、その取り組み状況について紹介します。 |
NTTネットワークサービスシステム研究所では、多種多様な装置が混在するネットワークにおける装置の一元管理や保守運用業務の効率化といった課題に対し、装置管理システム(EMS: Element Management System)の共通化を進めている。本特集では、装置開発・装置管理ノウハウをベースに確立したトランスポートネットワーク管理基盤技術(TM基盤技術)、および伝送系の複数装置向けのTM基盤EMSについて紹介する。 |
多種多様な装置管理の共通化を目指す トランスポートネットワーク管理基盤技術
NTTネットワークサービスシステム研究所では、多種多様な装置が混在するネットワークにおける装置の一元管理や保守運用業務の効率化といった課題に対し、装置管理の共通化を進めるトランスポートネットワーク管理(TM)基盤技術の研究を行ってきました。本稿では、本技術のコンセプトと特徴を紹介します。 |
トランスポートネットワーク管理基盤技術による EMS開発と実用化
NTTネットワークサービスシステム研究所では、トランスポートネットワーク管理(TM)基盤技術を活用し、伝送装置を中心としたさまざまな装置に対するEMS(Element Management System)の実用化やTM基盤技術の拡張を進めてきました。本稿では、開発してきた各装置向けのTM基盤EMSのプロダクト概要、および技術的な特徴について紹介します。 |
トランスポートネットワーク管理基盤技術を 活用したUIアシストプラットフォーム開発
本稿では、オペレータによるネットワーク保守運用のための操作(オペレーション)が、装置単体への単発コマンドに紐付くようなシンプルなオペレーション要件の場合に、より効率的に短期間・低コストでEMS (Element Management System)開発を可能とするUI(User Interface)アシストプラットフォームについて紹介します。 |
□主役登場 |
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