バックナンバー一覧 >> 2016 Vol.28 No.1 >> 特集 |
NTT未来ねっと研究所では、革新的サービスを実現するための基盤技術として、新世代ネットワークの技術開発に取り組んでいる。本特集では、新世代ネットワークのサービスの1つとして特に重要なコラボレーション基盤技術を中心に紹介する。 |
新世代ネットワークと革新的サービスの実現に向けて
NTT未来ねっと研究所では、革新的サービスを実現するための基盤技術として、新世代ネットワークの技術開発に取り組むとともに、そのサービスの1つとして特に重要なコラボレーションサービスを実現する研究・開発にも取り組んでいます。本稿では、各技術についてそれぞれの概要を説明します。 |
SDN/NFV展開に向けたSDNソフトウェアスイッチ「Lagopus」と仮想化サービスオーケストレータ「vConductor」
NTT未来ねっと研究所では、SDN(Software Defined Networking)/NFV(Network Functions Virtualisation)の幅広い展開を見据え、SDNやネットワーク仮想化に関する研究開発を進めてきました。本稿では、その中から、OpenFlow1.3に対応したソフトウェアスイッチ「Lagopus」と国際標準技術を拡張した仮想化サービスオーケストレータ「vConductor」について紹介します。 |
次世代遠隔コラボレーション環境サービス基盤「REMOCOP」
近年、遠隔地どうしでの協調作業のニーズが高まっています。しかし、従来のTV会議や電子ホワイトボードなど、“遠隔会議”のみを想定したシステムでは、端末や業務アプリケーションを用いた共同作業が必要な多岐にわたる業務フローには対応しきれません。本稿では、映像・音声によるコミュニケーションに加え、作業対象アプリケーションや共同作業のための支援情報をネットワーク上で共有・伝送し、リアルタイムな遠隔コラボレーション環境を実現するサービス基盤技術「REMOCOP」を紹介します。 |
企業ネットワークのインテリジェント化に向けたSmart CPEの研究開発
企業ユーザのICT環境に対するニーズは、業種、業態、規模によって多種多様です。本稿では、広域イーサネットやVPN等の既存のWANサービスを“賢く(Smart)”使うトラフィック制御機能と、高度なネットワーク保守機能によって、業種、業態、規模によって多種多様な企業ユーザのニーズに応じたICT環境構築を可能とすることを目指して研究開発を進めている加入者装置(CPE: Customer Premises Equipment)Smart CPEの概要と開発状況について紹介します。 |
時系列データの分散管理・解析技術
NTT未来ねっと研究所では、ネットワークデータなどの時系列データを解析した結果を用いた、ネットワークの異常検知手法や高度な制御手法に関する研究を行っています。本稿では、多地点にて観測した時系列データを、特定の場所に集約することなく、多地点間で分散的に当該データを管理・解析する技術を紹介します。 |
□主役登場 |
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