2017 Vol.29 No.11

特集

ライフサイクルメンテナンスに関する研究開発動向

高度経済成長期以来、さまざまな社会インフラが構築されてきたが、現在、その設備の維持管理や更改にかかるコストが課題となっている。本特集では、この維持管理や更改作業を効率化する、センシング技術、診断技術、およびリスク評価技術について紹介する。

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お客さまに安心を届ける地上系災害対策用無線システムの実用化

NTTグループでは、災害対策にかかわる基本方針のもと「ネットワークの信頼性向上」「重要通信の確保」「サービスの早期復旧」を柱として大規模災害に備えている。NTTアクセスサービスシステム研究所では東日本大震災発生以降、新たな災害対策用無線システムの研究開発に取り組んでいる。これまで開発された無線システムを東西事業会社が活用することによって、通信サービスの早期復旧と通信孤立の早期解消を強化することが可能となった。本特集では、南海トラフ地震や首都圏直下地震等の広域災害によって引き起こされる、広範囲な通信設備の被災の復旧を目的として開発した地上系災害対策用無線システム、および無線システムの運用をサポートする置局設計ツールについて紹介する。

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挑戦する研究者たち
焦らなくても大丈夫!遠回りは経験を積む時間。
研究者としての素地は「あらゆることを面白いと思えるか」である

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IoTセンサデータなどのビッグデータを、非負値のみからなる行列として表現し、シンプルな数式表現により解析する非負値行列因子分解(NMF)は、音、画像、文書データの解析等多くの応用が可能です。このNMFや信号分離技術の研究開発に邁進するNTTコミュニケーション科学基礎研究所の澤田宏上席特別研究員に、現在手掛けている研究と研究者に必要な姿勢について伺いました。
 
from NTTファシリティーズ
長周期地震動対策としての超高層ビル向けアクティブ制振技術の開発
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2011年の東日本大震災では、長周期地震動を受けた超高層ビルにおいて揺れが長時間続き、天井や内装の損傷、設備の不具合、棚の転倒などが発生したビルもあり、ビル内にいた多くの人が不安を感じました。現在でも、既存の超高層ビルへの長周期地震動対策は十分とはいえず、高い確率で発生が予測されている南海トラフ沿いの巨大地震に向けた対策が急がれます。ここでは、長周期地震動に対する超高層ビルの損傷低減と居住者の不安感軽減を目的にNTTファシリティーズが開発を進めている、AI(人工知能)技術を活用する新しいアクティブ制振システムの概要について紹介します。


   
グローバルスタンダード最前線
TM Forum Frameworx 17.0に向けた活動状況と
TM Forum Live! 2017報告

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TM Forum(TMF)はオペレーションに関するフォーラム標準化団体であり、デジタルサービスの実現に必要な参照モデルをFrameworxと呼称し、標準的なプロセス・情報・アプリケーション(機能配備) ・インタフェースを規定しています。NTTグループはTMFの各種規定を活用するための調査・情報収集を行うとともに、B2B2Xサービスの提供や仮想化環境を含めたE2E(End-to-End)管理に必要な要件を提案しTMFのドキュメントへ反映しています。ここではTMFの概要と、TMF Live! 2017の模様を含むNTTグループの活動を紹介します。
 
Focus on the News
NSRI×NTT×三井不動産 コラボレーション成果
日本橋室町地区において都市ビッグデータとAIの活用をめざした共同実験を開始

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RKB×NTTグループ コラボレーション成果
RKB毎日放送とNTT西日本・NTT、「シーサイドももち花火ファンタジアFUKUOKA」のパブリックビューイングを熊本県益城町で実施

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現在と同じ細さの光ファイバで世界最大の伝送容量を実現
──既存光ファイバの標準技術を有効活用してマルチコア光ファイバの実用化を加速

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