6JUNE 2022vol.34 NTT技術ジャーナル 2022年6月号 発行日 2022年6月1日(Web) ISSN 2758-7266 / (冊子) ISSN 0915-2318 冊子PDFダウンロード
特集 オールフォトニクス・ネットワーク(APN)の実現を支えるデバイス技術 NTTでは、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想で提唱しているオールフォトニクス・ネットワークの実現に向け、ネットワークの大容量・低遅延化や柔軟性の向上、装置の低消費電力化、小型化等を可能とするデバイス技術の研究開発を行っている。本稿では、これらの取り組みのうち、高出力・高感度な光送受信器や、マルチキャストスイッチ、メンブレン光変調器、フォトニック結晶レーザ等に関する研究開発状況を紹介する。 詳しく見る 特集 光を用いた次世代コンピューティングを実現するデバイス技術 光・量子を用いた情報処理技術により、今まで解けなかった問題を解くことで、大規模な社会課題の解決や新たな価値の提供が期待されている。 本特集では、次世代コンピューティング技術として注目されている光を用いた計算技術に焦点をあて、それらに利用されるデバイス技術について紹介する。 詳しく見る 挑戦する研究者たち あらゆる技術者がセキュリティの素養を持つことが当たり前の世界になったらいい 世界最先端の暗号技術やサイバーセキュリティ対策技術等の情報科学分野の研究開発を長きにわたり積み重ねてきたNTT研究所。社会価値、人々の幸せ、法制度、社会受容性等の社会科学分野の研究開発を融合し、社会の変革と発展をめざす秋山満昭上席特別研究員に研究の進捗と研究者としてのあり方を伺いました。 詳しく見る 挑戦する研究開発者たち 信念とパッションを胸に妄想しよう!心の声に耳を傾けてワクワクする未来を描く NTTドコモは、「新しいコミュニケーション文化の世界の創造」に向けて、よりパーソナルなコミュニケーションを確立し、“Wellbeing Society”の実現をめざしています。その取り組みの1つである、「ライフスタイル共創ラボ」の一環として、「バーチャル銀座」を開発し、周遊体験やゲーミフィケーションを通じて地域活性化をめざす、NTTドコモ サービスイノベーション部(現:NTT新ビジネス推進室)池田大造担当部長に事業に寄せる思いと研究開発者の醍醐味を伺いました。 詳しく見る グループ企業探訪 AM(Additive Manufacturing)市場を牽引するAMソリューション専業会社 NTTデータ ザムテクノロジーズは、産業用3Dプリンタの販売、保守、ならびに材料の開発、販売、3Dプリンタに適した設計支援・コンサルティングから製造受託まで提供する、AM(Additive Manufacturing)ソリューション専業の会社だ。AM関連分野は新しい市場で今後の伸びが期待される中、業界のリーディングカンパニーとして今後の市場拡大を牽引するための適用領域拡大、設計等データ流通プラットフォーム、新たなサプライチェーンのコンセプト等を展開していく思いを水沼憲一社長に伺った。 詳しく見る 明日のトップランナー 信号を「折りたたんで」送信。帯域幅のボトルネックを解消する「帯域ダブラ技術」 デジタル回路を利用した信号処理を伴う通信システムでは、デジタルとアナログのインタフェース部分における帯域幅が通信速度向上へのボトルネックとなっています。今回は、このボトルネックを解消する「帯域ダブラ技術」について、同技術の原理を考案した山崎裕史特別研究員に解説していただきました。 詳しく見る