-
- 2023.11.28
グローバルスタンダード最前線 -
- IEEE 802.11be/bnの標準化動向
- Wi-Fiとして認知されているIEEE 802.11無線LANシステムは、PCやスマートフォンのみならず家電やIoT(Internet of Things)機器などにも使用され、その適用領域はコンシューマ市場に加えて、工業や農業、スタジアムWi-Fiなどのビジネス市場にも拡大しています。ここではIEEE 802.11無線LANシステムの次世代の主流規格であるIEEE 802.11be、およびその次の世代の規格となるIEEE 802.11bnの最新動向を紹介します。
- 2023.11.28
-
- 2023.09.21
グローバルスタンダード最前線 -
- ITU-T SG2会合参加報告
- ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) SG(Study Group)2の第2回全体会合が、2023年3月13~22日に、42カ国137名が参加し、バーチャル会合形式で実施されました。SG2は、番号および識別子に関する標準化を行うWP(Working Party)1と、網管理に関する標準化を行うWP2から構成されますが、本報告ではWP1の状況を報告します。電気通信サービスの進展に伴い、番号・識別子に関するSG2の活動も幅広いものとなっており、ここでは、それらを9課題に分類し、各課題での勧告の策定に向けた活動状況について報告します。
- 2023.09.21

- 12DECEMBER 2023vol.35
- 最新号
- NTT技術ジャーナル 2023年12月号
発行日 2023年12月1日
(Web) ISSN 2758-7266 / (冊子) ISSN 0915-2318 - 冊子PDFダウンロード
-
- トップインタビュー
-
- 止まった瞬間に退化する。だから、走り続ける。成功体験を積み上げて、「やればできる」を醸成する
- 光電融合デバイスの設計開発、製造、販売等の機能をフルスコープで備える専業メーカとして歩み始めたNTTイノベーティブデバイス。IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想の基幹インフラを構成する各種装置の核となる戦略デバイスを設計開発、製造することで、IOWN構想が提案している光を中心とした革新的な技術による高速大容量通信がもたらす電力削減など持続可能な社会の実現による社会貢献を追求する塚野英博NTTイノベーティブデバイス代表取締役社長に、事業の内容とトップとしての心構えを伺いました。
-
- 特集
-
- IOWN Global Forumの最新動向
- 設立から4年目となるIOWN Global Forumは、「Vision to Reality」として、社会実装に向けてさまざまな取り組みを展開している。
本特集では、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想実現のためにIOWN Global Forumでさまざまな企業にフィードバックをもらいながらグローバルパートナーと推進してきた取り組みを総括して紹介する。
-
- 特集
-
- 5G SA方式におけるコアネットワーク技術概要と無線基地局装置の開発
- NTTドコモは5G(第5世代移動通信システム)単独で動作する5G SA(Standalone)を実現するため、5G専用のコアネットワーク装置(5GC)を開発・導入し、2021年12月に法人向けとして、商用サービスを開始した。また、2022年8月に5G SA方式の一般消費者向け商用サービスも開始した。本特集では5G SA方式を実現するための各技術について紹介する。
-
- For the Future
-
- 5Gで変わる世界の通信業界:新たなプレイヤー、新たな通信ネットワークの姿-後編-
- 前編では、5G(第5世代移動通信システム)の登場と普及で、通信業界のプレイヤーの構図が変わりつつある点について紹介しました。後編では、5Gとその先にあるBeyond 5G/6G(第6世代移動通信システム)がめざす新たな通信ネットワークの姿について、具体的な利用シーンも含め展望します。
-
- 挑戦する研究者たち
-
- 理論の予言から20年以上検証されていなかった現象を初めて実験で示す
- 物性物理学の世界では、現象に関する理論が発表されてから20年、30年後にそれが実験により検証されたということがよくあります。その一例である、電子がお互いに影響を及ぼし合うことで全体として元々はなかった性質を獲得するという現象―「多体効果」―の研究を通して、超伝導体と通常の金属の接合界面で起こる「アンドレーエフ反射」に類似する現象を、超伝導体以外の物質で世界で初めて観測することに成功したNTT物性科学基礎研究所 村木康二上席特別研究員に、その実験と、その舞台となる分数量子ホール効果(多体効果の1つ)の研究、「基礎研究は地図をつくるような仕事である」という例えとそれに臨むチャレンジへの思いを伺いました。
-
- 挑戦する研究開発者たち
-
- 成長し続けるAI解析プラットフォーム「Waymark cloud -PQRS-」が設備点検業務を支援
- 少子高齢化が進む中で、設備点検業務は経験の積み重ねにより異常分析等が行われている部分が多く、そういったスキルを有する高齢者が退職している現状にあります。一方で次世代を担う若手の就労人口も減少しており、スキルの継承が大きな課題となっています。こうした状況の中、AI(人工知能)によりスキルを代替することが普及し始めています。このようなAIの1つであるAI解析プラットフォーム「Waymark cloud -PQRS-」(「PQRS(ピクルス)」)の開発を行っている、ジャパン・インフラ・ウェイマーク 開発部 担当課長の川邉隆伸氏に、完ぺきではないAIとの付き合い方、お客さまが使えるものをつくる、という開発への思いを伺いました。
-
- 明日のトップランナー
-
- ソフトウェアのゴミを削減し、持続可能なIT社会を実現する「ソフトウェアデジタルツイン」
- 2022年の世界のITサービスのマーケット規模は1.3兆USドル(約150兆円)と報告されており、市場の要求によって生み出された膨大なソフトウェアは、私たちの生活に大きな価値をもたらす一方で、さまざまな問題を引き起こすことも指摘されています。これらの問題の解決に向けて、ソフトウェアを増やす(生産)ことに目を向けるだけではなく、ソフトウェアを減らす(減量)ためのアプローチが期待されています。今回は「ソフトウェアデジタルツイン」の研究に取り組む、斎藤忍特別研究員にお話を聞きました。
-
- グループ企業探訪
-
- お客さまの「人材育成パートナー」として、未来を創る組織開発・人材育成への道をお客さまとともに楽しく走りたい
-
- from NTTフィールドテクノ
- 社会インフラ設備の管理省力化に向けたNTTフィールドテクノの取り組みについて
- NTTフィールドテクノ(フィールドテクノ)とジャパン・インフラ・ウェイマーク(JIW)では、NTT西日本の通信設備に関する維持メンテナンス業務を営む過程で得たノウハウを活用した「点検代行」や、プラットフォームサービス等を活用した「社会インフラ設備の維持管理・修繕DX」により社会基盤を支え、社会インフラの課題解決・スマートシティの実現に向けて取り組みを加速させています。このたび、2023年8月よりこの両社にて、社会インフラ設備の画像データを用いてAI(人工知能)による台帳整備・劣化診断を行うクラウドサービス「Audin AI」の提供を開始しました。ここでは、両社のこれらの取り組みとそのねらいなどについてお伝えします。
- 詳しく見る