2025年7月号
特集1
NTTグループの医療・ヘルスケアへの取り組み
- スマートヘルスケア
- 免疫力
- スリープテック
- 遠隔診療
- 感覚特性検査
NTTグループでは、生活習慣の改善や健康寿命の延伸のため、医療・ヘルスケア分野においてさまざまな取り組みを展開している。具体的には、スマートフォンをはじめとするデータの利活用やAI(人工知能)技術の開発、遠隔診療などを進めている。本特集ではNTTグループの医療・ヘルスケアの取り組みを紹介する。
データ活用によるスマートヘルスケアの実現
データ利活用が重要といわれている中でデータ利活用が進まない課題に対して、NTTドコモビジネスが提供する秘密計算や同意取得・認証認可を利用したアプローチを紹介する。
スマートフォンログから免疫力のセルフケアを実現する免疫力推定AI
NTTドコモが開発した、生活習慣と免疫力との関係に着目したスマートフォンログを用いた免疫力推定AIの概要、および商用サービスへの機能実装について紹介する。
「睡眠後進国 日本」の課題解決をめざす、NTT東日本グループが取り組むスリープテック事業
経済産業省が進めるPHRを活用した未来のユースケース創出プロジェクトに採択された「ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEM」をはじめとするNTT DXパートナーのスリープテックソリューションを紹介する。
AIとデジタルバイオマーカーが切り拓く未来── 高齢者の生活のクライシスを予防しWell-beingに導くリスクコントロール技術
NTT西日本が開発した、高齢者が抱える転倒や認知症のリスクに対処するためのAIとデジタルバイオマーカーを活用したスクリーニング技術について紹介する。
遠隔診療の実現に向けた身体遠隔化技術
NTT人間情報研究所が研究開発を進めている、身体的な能力・技能を遠隔でも発揮可能とする「身体遠隔化技術」を、医療サービスの提供が困難な地方や医療過疎地域に適用する取り組みを紹介する。
環境変化・身体変化に伴う転倒防止に向けた姿勢バランストレーニングの研究の概要と将来像
健康寿命の延伸のため、姿勢バランス時の感覚依存性に着眼点をあてた姿勢バランストレーニングに関する研究の概要と将来像、およびNTT東日本伊豆病院との共同実験の内容について紹介する。
感覚依存性に基づく姿勢バランストレーニング実現に向けた感覚依存性誘導技術
NTT人間情報研究所が推進している、普段使い慣れていない感覚による姿勢バランストレーニングを実現するための感覚依存性誘導技術について紹介する。