-
- 2025.07.31
-
- 標準化・知的財産の一体的活用の戦略的な取り組みで知財経営を積極的に推進
- NTTドコモは、知的財産(知財)の取り組みである「標準化と知財の一体的活用」の功績が認められ、「内閣総理大臣感謝状」を通信企業としては初めて受賞しました。本件の内閣総理大臣感謝状は、2025年が産業財産権制度140周年の節目にあたることから、産業財産権制度の普及・発展に極めて顕著な功労や功績があった企業などに特別に贈呈されたものです。本稿では、本賞の対象となった「標準化と知財の一体的活用」の取り組みについて紹介します。
- 詳しく見る
-
- 2025.07.01
-
- 技術の本質を徹底して追求。パッションは好きなことにしか注げないものである
- 元日本電信電話株式会社CSSO(Chief Standardization Strategy Officer)で、現在国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)電気通信標準化局長の尾上誠蔵氏がIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)の2025 IEEE Jagadish Chandra Bose Medal in Wireless Communicationsを受賞しました。本賞は分野ごとに21種あるIEEE Medalsの1つで、最高位のIEEE Medal of Honorに次ぐ賞の1つとして、2025年に新設されました。この受賞を記念して、受賞理由の1つであり、4G(第4世代移動通信システム)に向けたLTE(Long Term Evolution)のコンセプトを提唱し、「LTEの父」と呼ばれる尾上誠蔵氏にお話を伺いました。
- 詳しく見る
-
- 2025.03.27
-
- 科学万博におけるINS体験
- 国際科学技術博覧会(科学万博―つくば’85)が、日本万国博覧会、沖縄海洋博覧会に次いで、我が国3番目の国際博覧会として、茨城県筑波研究学園都市において、この3月17日からいよいよ184日間の会期で始まった。
この博覧会には6,500億円を超える関連費用をかけ、47カ国、37国際機関、28国内企業グループが102ヘクタールの会場内に出展し、延べ人数で2,000万人(うち100万人が外国人)を超える入場者を予定しているという大博覧会である。そのテーマは「人間・居住・環境と科学技術」で、人間と科学技術とのかかわり合いについて理解を深め、21世紀に向かって科学技術についての新しいイメージを探究することを目的としており、「情報通信」が重要なテーマの1つとなっている。開会に先立つ3月8日にはNTTのパビリオンである「でんでんINS館」において、開館式が多数の来賓の御出席の下に、NTTのネットワークを駆使してパビリオン内のINSホールにおいて執り行われた。
本稿ではこの度の開会を機に、NTTの科学万博への参加が計画された段階から開会に至るまでの経過を振り返るとともに、NTTの科学万博に対する取組みの基本的な考え方を述べ、後述する3論文の総論となっている。 - 詳しく見る
-
- 2024.12.02
-
- 「NTT IOWN Technology Report 2024」の公開について
- NTT研究企画部門では、2019年に始動したIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想とともに、より人々が豊かに生きていく世界を実現するためのテクノロジーについてまとめた「NTT IOWN Technology Report」を発表しています。このたび、新たに2024年度版を公開しましたので、本稿では、その概要と更新のポイントについて紹介します。
- 詳しく見る
-
- 2024.11.01
-
- 世界初のIOWN国際間オールフォトニクス・ネットワーク
- NTTと、台湾最大の通信事業者である中華電信股份有限公司(中華電信)は、2023年10月25日に締結した基本合意書に基づき、IOWN Global Forum(IOWN GF)が推進しているOpen All-Photonic Network (Open APN)のアーキテクチャを基に両社が構築するオールフォトニクス・ネットワーク(APN)を用いて、世界初の国際間APNを2024年8月29日に開通しました。本稿では日本と台湾間のIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)による国際APNおよびその開通を祝し開催された開通セレモニーの模様とIOWN GFの最近の活動状況について報告します。
- 詳しく見る
-
- 2024.09.30
-
- 宇宙ビジネスブランド「NTT C89」で推進するNTTグループの取り組み
- 2024年6月3日にNTTグループ各社は宇宙ビジネスの新ブランド「NTT C89」(エヌ・ティ・ティ シー・エイティ・ナイン)を立ち上げました。本稿では、NTT C89の立ち上げ背景、NTT C89に込められた想い、また、NTT C89の下、NTTグループ各社が注力して取り組む宇宙ビジネスの領域と研究開発について紹介します。
- 詳しく見る
-
- 2024.05.30
-
- 知的財産を共創戦略に積極的に活用して事業化へ
- NTTコミュニケーションズが、スタートアップ向け知的財産(知財)支援活動と知財活用による新規事業創出支援の功績が認められ、知財に関する日本でもっとも権威のある賞、「令和6年度 知財功労賞 特許庁長官表彰(オープンイノベーション推進企業部門)」をNTTグループで初めて受賞しました。知財功労賞は、1987年に創設され、経済産業省 特許庁が、毎年、知的財産権制度の発展および普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、また、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として、経済産業大臣表彰および特許庁長官表彰を行っているもので、両表彰を合わせて、「知財功労賞」と総称しています(特許庁ホームページより)。本賞の対象となった知財関連の活動を、企画段階から運用まで主導している、NTTコミュニケーションズ イノベーションセンター 技術戦略部門3G 担当部長 松岡和氏にお話を伺いました。
- 詳しく見る
-
- 2023.10.31
-
- 神奈川県立横須賀高等学校の生徒がスポーツアナリストになるまでの成長記――NTT人間情報研究所の地域貢献活動の紹介
- NTT人間情報研究所サイバネティックス研究プロジェクトでは「スポーツアナリストを体験しよう」という研究テーマで高校生を受け入れ、さらに共同研究としてスーパーサイエンスハイスクールの支援に取り組んでいます。本稿では、若手研究者育成に関する地域貢献活動にかかわったNTT研究者と神奈川県立横須賀高等学校の担当教諭へのインタビューを紹介します。
- 詳しく見る
-
- 2023.10.30
-
- 「NTT Technology Report for Smart World 2023」の公開について
- NTT研究企画部門では、2019年に始動したIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想とともに、より人々が豊かに生きていく世界を実現するためのテクノロジーについてまとめた「NTT Technology Report for Smart World」を発表しています。このたび、新たに2023年度版を公開しましたので、本稿では、その概要と更新のポイントについて紹介します。
- 詳しく見る
特別企画
NTT技術ジャーナル編集部が注目する最新トピックをご紹介します。