7JULY 2026vol.38 NTT技術ジャーナル 2026年7月号 発行日 2026年7月1日(Web) ISSN 2758-7266 / (冊子) ISSN 0915-2318 冊子PDFダウンロード
特集 IOWN関連技術を活用したリモートプロダクションへの取り組み 本特集では、 APN(All-Photonics Network)等のIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)関連技術を用いたリモートプロダクションやバーチャルプロダクションなどの映像プロダクションDX(デジタルトランスフォーメーション)における技術的な特長や実証、ビジネス化の検討、さらにはグローバル化に向けた活動について紹介する。 詳しく見る For the Future 社会基盤としてのデータセンタ:AI需要への対応と持続可能性(前編) データセンタは、クラウドや生成AI(人工知能)の進化を受けて市場成長を続けており、社会のデジタル化の基盤としての役割を担う「デジタルの工場」となっています。一方で、急増する需要への対応や、消費電力量の増大、経済安全保障が課題となっています。これを解決するための方策として、ネットワークの活用が検討されています。今後、AIがより重要な役割を担うようになり、さらにAI向けのデータセンタ需要が増えると、それに対応したデータセンタ、ネットワークが求められます。 詳しく見る 挑戦する研究者たち 唯一無二の物質創製技術とともに――新高温超伝導体の薄膜創製と超伝導機構解明をめざす ある温度以下で電気抵抗がゼロになる超伝導。その発現温度をいかに高めるかは21世紀最大の難問の1つです。NTT物性科学基礎研究所の山本秀樹上席特別研究員は、NTTで構築し進歩させてきた独自の世界最高水準の薄膜合成技術を用いて、新たな超伝導体の創製に挑み続けています。未踏領域にある高温超伝導体の創製と、その超伝導発現機構解明に迫る研究は将来的にカーボンニュートラルに資するものと期待されています。 詳しく見る 挑戦するイノベーター グリーン基地局における電力制御技術で通信サービスや電力需給の高信頼化を実現 NTTドコモは東日本大震災における基地局での長時間停電を教訓に、自前電源の所有へと舵を切り、いち早くグリーン基地局の設置に乗り出しました。また昨今は需給ひっ迫時に基地局が備える蓄電池を有効活用するデマンドレスポンスサービスへ参入するとともに、最先端のクリーンエネルギー源の発掘にも挑んでいます。NTTドコモ クロステック開発部の中村祐喜氏は、モバイル通信キャリアにおいては貴重な電力制御を専門とする研究者で本取り組みの中心人物です。今回の取材では一連の研究開発実績を振り返っていただくとともに、今後の展望やご自身のモットーについて伺いました。 詳しく見る 明日のトップランナー 機械振動で光を操る革新デバイスの創出 微小な機械振動子に発光体を組み込むことで実現した「振動で光を制御できる省エネルギー型オプトメカニカル素子」。この素子にソフトマテリアルを融合させる全く新しい手法で、性能の飛躍的な向上と多機能化を図る研究が進められています。電気や磁場ではなく機械振動を用いて高度に光制御できる本技術は次世代の革新技術です。今回はこの「オプトメカニカル素子」のトップランナー、岡本創特別研究員にお話を伺いました。 詳しく見る グループ企業探訪 東南アジアのすべての地域社会・コミュニティと地域密着型のDX・価値創造を実現 NTTイーアジアはベトナムにおける通信インフラの整備事業を皮切りに、NTT東日本グループの強みである地域密着の取り組みで、東南アジア各国のステークホルダーと信頼関係を地道に築きながら、現地でのFTTH(Fiber To The Home)基盤やデジタル基盤の整備を着実に進め、2026年に設立30周年を迎えました。こうしてテクノロジと現地の力を掛け合わせ、東南アジアの持続可能な未来をかたちづくる地域ソーシャルイノベーション企業として貢献するNTTイーアジア 長江靖行社長に、最新の取り組みについて伺いました。 詳しく見る
from NTT西日本 ネットワークデジタルツインを活用したネットワークオペレーション業務への適用検討 本稿では、ネットワーク運用の高度化に向けたネットワークデジタルツイン(NDT)の活用について述べます。そして、通信シミュレーションにより学習データを生成し、AI(人工知能)による故障復旧や工事シナリオ作成を支援する手法を提案します。これにより、効率性・迅速性と品質の両立を実現するネットワーク運用基盤の可能性を示します。 詳しく見る