9SEPTEMBER 2021vol.33 NTT技術ジャーナル 2021年9月号 発行日 2021年9月1日(Web) ISSN 2758-7266 / (冊子) ISSN 0915-2318 冊子PDFダウンロード
トップインタビュー 立場は違えど「何を実現したいか」は同じ。研究と事業の間に立って両方の領域をカバーする存在として機能したい 従来のNTT R&Dの要である3つの総合研究所に加え、導入段階に近い開発を担う、NTT IOWN総合イノベーションセンタが2021年7月1日に設立されました。IOWN構想のカギを握る光信号と電気信号を融合する光電融合技術の創造と活用に向け奮闘するIOWN総合イノベーションセンタ。塚野英博センタ長に新センタ設立の目的や使命、トップに求められる資質について伺いました。 詳しく見る 特集 5G evolution & 6Gに向けたNTTドコモの取り組み 日本国内では、 2020年3月に5G(第5世代移動通信システム)の商用サービスが開始されたが、世界中では次世代の移動通信システムである「6G(第6世代移動通信システム)」、および2030年代の情報通信技術に関する検討の機運が高まっている。 本特集では5G evolution & 6Gに向けたNTTドコモの取り組みについて紹介する。 詳しく見る 挑戦する研究者たち 為せば成る。研究者よ「長期的楽観主義者」であれ 経済・社会構造の歴史的なパラダイムシフトが起きています。こうした中、量子情報技術は将来の経済・社会に大変革をもたらす源泉、革新技術として注目を集め、日本のみならず米国、欧州、中国等、世界各国が量子技術の研究開発を国家戦略の1つに位置付けています。量子技術の発展に大きく貢献する齊藤志郎上席特別研究員に、研究活動の進捗と研究者としての姿勢を伺いました 詳しく見る 挑戦する研究開発者たち 研究開発者は「未来」の最初の種。研究開発は未来を築く大きなエンジンにもなり得る NTTドコモは2020年、5G(第5世代移動通信システム)のサービスを開始しました。IoT時代において5Gはその重要な基盤としてコミュニケーションを変化させ、新たなビジネスの進展に貢献すると期待されています。5Gサービスが注目を集めている裏側で、研究開発者はすでに次世代、6Gを見据えて動き出しています。10年ごとに大きく進化しているモバイル通信ネットワークの国際標準化会議の実際と研究開発者の姿勢について5G規格の国際標準策定の立役者、永田聡担当部長に伺いました。 詳しく見る 明日のトップランナー 音声・言語・身体動作を複合的に扱い対話の仕組みを解明。「マルチモーダルインタラクション」の研究 IOWN構想の3つの主要技術分野の1つである「デジタルツインコンピューティング(DTC: Digital Twin Computing)」。外面だけではなく、意識や思考などヒトの内面を含む分身をデジタル世界に構築するには、ヒトが行うコミュニケーションの仕組みの理解・モデル化が不可欠です。今回は、音声・言語・身体動作などのマルチモーダル情報を扱い、心理状態の伝達メカニズムなど人間のコミュニケーションの機序の解明をめざす石井亮特別研究員にお話を伺いました。 詳しく見る グループ企業探訪 ブロックチェーン技術を活用した貿易プラットフォームTradeWaltz®により、貿易業務のデジタルトランスフォーメーションに貢献 トレードワルツはブロックチェーン技術を活用した貿易プラットフォームTradeWaltzにより、貿易業務のデジタルトランスフォーメーションに貢献する会社だ。貿易に登場する多くのステークホルダーの思いを1つにして、日本、そしてアジアの貿易プラットフォームのデファクトスタンダードをめざす。その思いを小島裕久社長に伺った。 詳しく見る
from NTTデータ NTTデータが取り組むゼロトラスト業務環境 働き方改革やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進で、企業は従業員に対して場所や端末によらず業務実施可能な環境を提供する必要がでてきました。NTTデータでは、従来からシンクライアントを活用してセキュアな執務環境を確保してきましたが、それに加え、より快適なコミュニケーション手段や開発環境提供のため、ゼロトラスト技術を活用してセキュリティを確保したFAT環境の導入を開始しました。ここではこの取り組みについて説明します。 詳しく見る