7JULY 2023vol.35 NTT技術ジャーナル 2023年7月号 発行日 2023年7月1日(Web) ISSN 2758-7266 / (冊子) ISSN 0915-2318 冊子PDFダウンロード
お知らせ 読みやすい誌面に刷新、新体制を機に新たなコーナー「For the Future」もスタート 2023年5月、NTTは新中期経営戦略を発表しました。そこでは基本的な考え方として、「NTTは挑戦し続けます 新たな価値創造と地球のサステナビリティのために」を宣言しました。NTTグループは、これまで以上に新たな価値創造と、お客さま体験の高度化などに取り組みます。そこで、NTT技術ジャーナルにおいても、この具体化に向けて、各種営みを開始します。第一弾として、読者の皆様にとっての読みやすさ・分かりやすさを追求すべく、2023年7月号より誌面を刷新、新コーナーも開設します。本稿においては、その概要をご紹介します。 詳しく見る トップインタビュー しつこく追う。最後の最後まで手を抜かない。社会の役に立つ、お客さまに一番近い企業をめざしたい 地域を見つめ、ともに歩んできたNTT東日本グループ。持続的に発展できる地域の循環型ミライをめざしています。災害の甚大化や高度化するサイバー攻撃等、新たな脅威に対抗するべく通信ネットワークのレジリエンスをさらに強化し、危機管理能力と機動力を磨き、高品質で安定した通信インフラの提供に努め「つなぐ使命」を遂行する星野理彰NTT東日本代表取締役副社長に新たな取り組みとトップとしての信条を伺いました。 詳しく見る 特集 APN IOWN1.0サービス開始 本特集では、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想におけるAPN(All-Photonics Network)の位置付けや、IOWNサービス第一弾であるAPN IOWN1.0が提供する価値、ユースケース、社会実装に向けた実証、および遅延の見える化と調整を実現した遅延マネージドネットワーク技術等について紹介する。 詳しく見る 特集 つくばフォーラム2023に見るIOWNとアクセスネットワーク技術 本特集では、2023年5月17~18日に「つながり続ける今と未来へ変革に挑戦するアクセスネットワーク」をテーマに開催された「つくばフォーラム2023」で発表されたIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)とアクセスネットワーク技術について紹介する。 詳しく見る For the Future 世界中が熱い!半導体政策・動向を紐解く-前編- 本稿では、近年、急速に進展する社会経済のデジタル化を支える基盤製品であり、また経済安全保障の観点からも重要な戦略物資となっている半導体について、その業界構造や製造工程、ビジネスモデルについて解説します。そのうえで、半導体の製造能力強化に向けた主要各国の産業政策の直近動向、および先端半導体の製造に向けた技術トレンドを展望します。 詳しく見る 挑戦する研究者たち 「世の中の役に立つこと」をめざして、基礎研究と国際標準化活動の両輪でそれを実現 リモート会議の普及やメタバースという言葉がメディアを賑わせるようになってくることに伴い、映像と音声を活用したコミュニケーションに社会の注目が集まるようになってきました。こうしたコミュニケーションにおいては、映像に関心が高まる傾向にありますが、臨場感をはじめとして音声が大きな役割を果たしています。音声・音響コミュニケーションの研究に長期にわたり取り組み、「伝えたい音・聴きたい音」を選択的に伝える等、「自然で高機能な音声音響コミュニケーション技術の研究と標準化」を新テーマに研究を行っているNTTコミュニケーション科学基礎研究所 原田登上席特別研究員に研究のめざす方向、研究成果、国際標準化活動と研究者としての姿勢・考え方を伺いました。 詳しく見る 挑戦する研究開発者たち 広い視野と高い視座を持った異文化コミュニケーションでグローバル展開 社会や産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速する現代、それに対応していくためのIT人材不足が社会課題となっています。こうした状況の中、ローコードによるソフトウェア開発が注目されています。NTT東日本 デジタル革新本部の神山和憲氏にローコードによるソフトウェア内製開発の概要とその背景、そして、開発者としての姿勢を伺いました。 詳しく見る グループ企業探訪 専門性の高い「リスクマネジメント」対策を行う会社 NTT Risk Manager は、情報事故や災害により企業や地域コミュニティのリスク要因が増加傾向にある中、リスク対策プランの立案・運用支援や人材育成、事故発生時の補償までを含めたトータルなリスクマネジメントをワンストップで提供している。リスクマネジメント事業を通じて地域社会発展への貢献をめざす考えを白石涼子代表取締役副社長に伺った。 詳しく見る 明日のトップランナー 通信容量の限界を越え、新世代の高速・大容量通信を支える「空間多重光ファイバ伝送路技術」 近年のICTの発展はめざましく、通信トラフィック量は飛躍的に増加しています。こうした通信を支える既存の光ファイバの容量限界は1本当り100Tbit/s程度であり、これを用いた伝送システムにはやがて限界に達することが予測されています。今回は「空間多重光ファイバ伝送路技術」を用いて光伝送容量を大幅に拡大させ、通信容量問題の研究に取り組む松井隆特別研究員にお話を聞きました。 詳しく見る
from NTT東日本 ローコード×オフショア活用による“強みの掛け算”により、安価でスピーディなソフトウェア開発をめざす NTT東日本は、業務システム開発やデータ分析の内製力強化に向け、関連会社であるベトナムのOCG Technology JSC(OCG)の体制確立に取り組んできました。OCGは、ローコード開発プラットフォームのOutSystemsを用いたソフトウェア開発を強みとし、安価でスピーディな開発を行っています。日本語能力も兼ね備えており、国内外問わず、お客さまの課題に柔軟に対応できる企業です。ここでは、NTT東日本・NTTイーアジアとOCGのこれまでの取り組みについて紹介します。 詳しく見る