バックナンバー

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  • 通信ビル向け高電圧直流給電用リチウムイオン電池の開発
    NTTファシリティーズは、通信ビルやデータセンターで採用されている高電圧直流(HVDC)給電システム用のリチウムイオン電池を開発しました。従来停電バックアップ用として使用してきた制御弁式(シール)鉛蓄電池よりも設置スペースを削減でき、また、放電可能時間の算出や警報機能など便利な機能を有します。同時に、通信ビル導入時に要求される高い耐震、EMC性能目標を達成しました。ここでは、安全性、信頼性、そして利便性に優れたリチウムイオン電池の開発について紹介します。
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  • ベトナムにおけるサイバー攻撃対策向上プロジェクト
    NTT東日本国際室では国際協力活動の一環として、開発途上国が応募した国際機関の公募案件に対する実施支援を行っています。ここではベトナム国情報通信省の要請により、2016年5月から2019年3月にかけて実施した、サイバーセキュリティ対策向上プロジェクトについて紹介します。
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  • AI for Good Global Summit 2019 参加報告
    ITU主催、国連関係機関が共催するAI(人工知能)の国際的なイベントであるAI for Good Global Summit 2019(AIサミット)が、2019年5月28~31日までスイスのジュネーブで開催されました。2017年から開催しているイベントで、AIの実用化をめざし、150以上ものプロジェクトを発足させています。ここでは、日本ではほとんど知られていないAIサミットの概要と、2019年のテーマの1つであるAI for Healthで議論されたことを紹介します。

    ※ 現、一般社団法人情報通信技術委員会
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  • 光通信で培った技術を応用し、情報処理システムの性能向上を実現する「光インターコネクト技術」を開発
    NTTは、情報処理システムの高性能化をめざした光インターコネクト技術を開発し、AI(人工知能)処理を高速化することに成功しました。
    LSIの大規模化・高速化による処理能力向上が限界を迎える時代(ポストムーア時代)においては、CPUといった演算資源をインターコネクトで複数接続する分散処理が情報処理システムの性能を向上させる手法として期待されますが、この場合はインターコネクトの性能がシステムの能力に大きな影響を与えます。
    今回、NTTは光通信用に研究開発を続けてきた高速プロトコル技術・通信処理回路技術を活用し、情報処理システムの性能向上を実現する光インターコネクトを開発しました。本技術を複数のサーバで大量のデータを分担して処理する「分散深層学習」に適用した結果、学習速度を従来技術比で7%高めることに成功しました。この結果より、GPU台数を増やした場合の効果を見積もると、32GPU接続時に40%程度の速度向上が見込まれます。
    本技術は、NTTのAI「corevo®」を支える技術であり、将来のIOWN構想実現につながる新たな情報処理技術として今後研究開発を続けます。
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  • 超大容量1テラビット/秒光信号の長距離伝送に成功
    NTTとNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、商用環境において1テラビット/秒光信号の長距離伝送の実証実験に成功しました。
    本実験では、NTT Comの商用環境に敷設した光損失と光非線形性を低減させた新しいコア拡大低損失光ファイバケーブルを用い、NTT独自の高品位な多値光変調信号を送受信するために光送受信機内部の不完全性を補償する高精度校正技術、最先端のデジタルコヒーレント技術を実装したデジタル信号処理プロセッサと広帯域光フロントエンド回路を搭載した光送受信機、および伝送路設計技術によって、1テラビット/秒光信号による波長多重伝送を実施し、世界最長となる1122 kmの長距離伝送試験に成功しました。
    本成果は、現在の実用システム(1チャネル当り100ギガビット/秒)の10倍の伝送速度、および8割以上のビット当り消費電力低減を見込み、5Gサービスの普及や、将来のIOWN構想実現につながる大容量通信ネットワーク技術として期待されています。
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  • 最先端の農業ロボット技術と情報通信技術の活用による世界トップレベルのスマート農業およびサステイナブルなスマートアグリシティの実現に向けた産官学連携協定を締結
    国立大学法人北海道大学(北大)、岩見沢市、NTT、NTT東日本、NTTドコモは、最先端の農業機械の自動運転技術に高精度な位置情報、第5世代移動通信方式(5G)、AI(人工知能)等のデータ分析技術等を活用した世界トップレベルのスマート農業の実現と社会実装およびスマート農業を軸としたサステイナブルな地方創生・スマートシティのモデルづくり等に取り組んでいくこと、また将来の革新的ネットワーク技術のスマート農業への適用に向けてともに検討を開始することに合意し、2019年6月28日、産官学連携協定を締結しました。
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  • 音を認識するために訓練された深層ニューラルネットワークが脳における音の表現と類似した表現を獲得することを発見
    NTTは、音認識のために訓練された深層ニューラルネットワーク(DNN)が哺乳類の脳と類似した音の表現を獲得することを発見しました。
    神経生理学者の長年の研究により、音に対する神経細胞の反応特性が、さまざまな動物種の脳において明らかとなってきています。本研究では、こうして観察されてきた神経細胞の性質を、なぜ脳が持つように至ったのか、という疑問に答えます。本研究ではDNNを自然音認識で訓練し、それを構成する素子の性質を調べる際に、動物の神経細胞を対象とした神経生理実験と同じ方法で分析する技術を用いました。その結果、脳と類似した音の表現が獲得されていることを発見しました。
    本研究の発見から、脳が進化の過程で音の認識処理に適応した神経表現を獲得したことが示唆されます。また、本技術により、脳研究と人工知能研究のさらなる融合が期待されます。
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