5MAY 2022vol.34 NTT技術ジャーナル 2022年5月号 発行日 2022年5月1日(Web) ISSN 2758-7266 / (冊子) ISSN 0915-2318 冊子PDFダウンロード
特集 IOWN/6Gに向けた光・無線伝送技術 新型コロナウイルス感染症よって促進されたリモートワークの浸透など、遠隔を前提とした社会活動が行われるようになり、それを支えるための基幹光伝送ネットワークの大容量化や、無線通信のカバレッジ拡張といったIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)/6G(第6世代移動通信システム)で想定される次世代通信ネットワーク実現への期待がますます高まっている。本特集では、IOWN/6Gの実現に向けてNTT未来ねっと研究所で取り組んでいる、光・無線伝送技術について紹介する。 詳しく見る 特集 NTTとトヨタでつくるコネクティッドカー向けICT基盤の取り組み NTTグループとトヨタ自動車は、コネクティッドカー向けICT基盤の技術開発に取り組んでいる。2018年から2020年にかけて共同実証実験を実施し、さまざまなユースケースおよび基盤検証を通じて基盤技術を確立した。本特集では、協業に参画したNTTグループの事業会社、NTT研究所より、実証実験の取り組み内容やその成果、および適用技術、提供価値、今後の課題等について紹介する。 詳しく見る 挑戦する研究者たち 研究者は「やりたいことドリブンで何でも実行」。好奇心優先で、まずは何でもやってみる スマートフォン上の音声エージェントやパーソナルロボットなどの対話ができるシステムの増加やディープラーニングの適用により、ここ数年で大きな進化を遂げた対話システム。人間とコンピュータが自然な対話インタラクションを行うための原理の解明をとおして、人間と分かり合い、知的協働を行う対話システムの実現をめざす東中竜一郎客員上席特別研究員、名古屋大学大学院情報学研究科教授に研究の進捗と研究者としての姿勢を伺いました。 詳しく見る 挑戦する研究開発者たち つくったモノは使っていただいてナンボ。「これ、どう?」と、問い続けていきたい 5G(第5世代移動通信システム)時代における新たな付加価値の提供をめざし、XR領域での事業拡大に向けた取り組みを強化するNTTドコモ。ブランドスローガンを「あなたと世界を変えていく。」に変更し、スマートライフ事業の新規領域であるXR分野をさらに拡大、進化させています。リアルとデジタルがシームレスにつながるさまざまな体験を提供しようと奮闘する、XRサービス開発の安藤智浩担当部長に研究開発の概要と事業に寄せる熱意を伺いました。 詳しく見る 明日のトップランナー 二次元画像から三次元情報を推定AR-GANで「三次元世界を理解する」コンピュータの実現へ ヒトは写真を見れば、これまでに培った経験や知識などから奥行きなどを推定することができますが、コンピュータにとっては容易なことではありません。今回は、無作為に収集した一般的な画像から三次元情報を学習可能な深層学習モデルを構築した金子卓弘特別研究員にお話をお聞きしました。 詳しく見る グループ企業探訪 持続可能な地域社会への変革をめざして持続可能な地域創生活動を支援 地域創生Coデザイン研究所は、地域課題解決に向け、複数の地域課題を連携させた重層的な課題解決のシナリオを構築し、コンサルティングやデジタルデータの利活用などの提供を通じて地域社会の持続可能かつ自立的な成長を促すことで、社会的価値であるウェルビーイング向上と事業としての経済的価値の創出をめざしている。その思いを木上秀則所長に伺った。 詳しく見る
from NTTファシリティーズ 運転データを用いた空調機故障予見技術の開発 NTTファシリティーズでは、データを活用した業務効率化の取り組みの1つとして、これまでに蓄積した空調機運転データおよび故障データ等から、ビッグデータ分析やAI(人工知能)などを活用して空調機故障予見ロジックを作成し、予見精度を評価しています。ここでは、当社の空調機故障予見技術の開発に関する取り組みを紹介します。 詳しく見る