11NOVEMBER 2021vol.33 NTT技術ジャーナル 2021年11月号 発行日 2021年11月1日(Web) ISSN 2758-7266 / (冊子) ISSN 0915-2318 冊子PDFダウンロード
トップインタビュー めざすは率先垂範 立場や職種にかかわらず「真理を追究」する 量子コンピュータ、暗号、ブロックチェーン、医療情報処理分野で、世界のパートナーとともに最先端の基礎研究を推進するNTT Research, Inc.。設立から2年を迎え、IACR Test of Time Award、SPIE MAIMAN Laser Award、IACR Crypto 2020 Best Paper Award と次々に権威あるアワードを獲得。プログラムの難読化に関する20年来の未解決問題を解決する等、大きな成果を上げています。NTT Research, Inc. 小澤英昭COO/CTOに研究成果の進捗やマネジメントの極意について伺いました。 詳しく見る 特別企画 東京2020オリンピック・パラリンピックとNTT R&D カテゴリ2 東京2020を『彩った』NTT R&Dの技術 詳しく見る 特集 NTT Research: Upgrade Realityをめざした3つのオープンコラボレーション NTTは、日本の既存の研究所に加えて、「Upgrade Reality」という変革目標とともに、2019年に米国にNTT Research, Inc.を設立した。 本特集では、新たな知識、成果、発見を、論文や共同研究者との共同特許として社会に公開している、3つのオープンコラボレーションについて紹介する。 詳しく見る 特集 IOWN時代のセキュリティR&D 豊かな社会をつくるIOWN (Innovative Optical and Wireless Network) 時代へ向け、人やアイデアを動かす「未来の原動機」となるセキュリティR&Dの考え方を披露する。 最新の取り組みから、通信(セキュア光トランスポート)、暗号(光暗号回路)、データ流通(トラステッド・データスペース)の各技術を紹介する。 詳しく見る 挑戦する研究者たち まず、そのアイデアが好きかを検討しよう。結果や周囲を気にせずに自分なりに考え抜こう あらゆるものがデジタル化されている現代。創造的な営みにおいてはデジタル的な思考だけでなく、事象をそのままのかたちでとらえるアナログ的思考も重要視されています。直面する状況に応じてデジタルとアナログの特徴を融合し、光回路技術を新しい価値にトランスフォームすることをめざすNTT先端集積デバイス研究所。橋本俊和上席特別研究員に、次世代を見据えた研究活動の進捗と研究者としての姿勢を伺いました。 詳しく見る 挑戦する研究開発者たち 自分の特徴を最大限に活かして研究開発に臨もう。先人たちのチャレンジを受け継いでより有用な成果を生み出そう NTTファシリティーズは全国70カ所以上のNTTの通信建物に地震観測システムを設置して、地震発生時の建物の揺れ等の観測を実施し、そのデータを基に建物の安全度判定をサポートするサービスを提供しています。こうした地震観測技術を応用展開した防災ソリューションを開発・提供し、安心・安全な社会の実現に貢献する杉村義文主任研究員に、研究開発の概要や建築分野における研究開発者の姿勢について伺いました。 詳しく見る グループ企業探訪 デジタル化・ICTにより文化芸術に関する地域の課題解決に貢献 NTT ArtTechnologyは、デジタル化やICTにより文化芸術の保存・活用を図ることで、地域の活性化に貢献する会社だ。文化芸術を「守り」、「活かし」、「つなぐ」という3つのフェーズのアクティビティにより地方創生への貢献をめざす思いを国枝学社長に伺った。 詳しく見る 明日のトップランナー 次世代基礎理論の構築と目的特化型暗号が切り拓く「共通鍵暗号」の未来 情報通信のセキュリティを考えるうえで必要不可欠な技術である「暗号」。暗号の方式には「公開鍵暗号」と「共通鍵暗号」がありますが、今回は共通鍵暗号における基礎理論の構築と目的特化型暗号の研究に従事する藤堂洋介特別研究員にお話を伺いました。 詳しく見る