10OCTOBER 2020vol.32 No.10 NTT技術ジャーナル 2020年10月号 発行日 2020年10月1日(Web) ISSN 2758-7266 / (冊子) ISSN 0915-2318 冊子PDFダウンロード
トップインタビュー 互いに認め合い、価値を高め合う──世界トップクラスの強みを融合して社会問題の解決に挑む 世界トップクラスのグローバルテクノロジサービスプロバイダ、NTT Ltd..本社を英国のロンドンに置き、70超の国と地域に約4万人を携えています。世界経済が新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受けている最中も、テクノロジを駆使してプラスの影響を与え続け、IDC MarketScape:Asia/Pacific Managed Security Services,およびCisco® Partner Summit Global Awards等の受賞によってその貢献をたたえられました。設立から1年、世界的な貢献によって短期間にその名を知らしめたNTT Ltd.の基本方針と多様性を重視した企業のあり方について、森林正彰NTT Ltd.Senior Executive Vice President(SEVP)に伺いました。 詳しく見る 特集 NTTのグローバル ビジネスの取り組み NTTグループは、各社がグローバルに強みを活かすことで、ネットワーク、データセンタやハイブリッドクラウドなどのITインフラから、それらを管理・運用するマネージドサービス、ビジネス・アプリケーションまでのフルスタックで顧客ビジネスの進化をサポートすることを強みとしてビジネスを展開している。本特集ではその取り組みについて紹介する。 詳しく見る 特集 メディア研究から人の 活動を支援・代替する AI技術の研究開発へ デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進・促進において、AI技術は極めて重要な役割を担っており、その研究開発には高い期待が寄せられている。NTTメディアインテリジェンス研究所では、これまで培ってきたメディア研究をコアコンピタンスとして、「人の活動を支援・代替するAI技術」の実現に向けた研究開発に取り組んでいる。本特集号ではこれら取り組みについて紹介する。 詳しく見る 挑戦する研究者たち 予想や通説と異なる実験結果が出たときこそがチャンス──ワクワク感で世界をけん引 世界に類をみないNTTの先進的な技術を用いて、物質を構成する元素を原子・分子レベルで制御性良く積層・反応させることで自然界にない新しい物質を創り出し、その物質創製を通じて新たな現象の発現や物性の解明に取り組む、山本秀樹NTT物性科学基礎研究所 上席特別研究員に研究内容・進捗と研究者としての姿勢を伺いました。 詳しく見る グループ企業探訪 時代に即したネットワーク系のサービスを提供する会社 NTTPCコミュニケーションズは、通信が自由化された1985年に設立された、35年の歴史を誇り自らネットワーク系のサービスを提供する、NTTグループの中では珍しい会社だ。技術開発チームによるインキュベーションに注力し、NTTグループのグリーンベレーをめざす、田中基夫社長に話を伺った。 詳しく見る
特別企画 第2回 フォトニクスの衝撃 ノンフィクション作家の野地秩嘉(のじつねよし)氏より「ムーンショット・エフェクト──NTT研究所の技術レガシー」と題するNTT研究所の技術をテーマとした原稿をいただきました。連載第2回目は「フォトニクスの衝撃」です。本連載に掲載された記事は、中学生向けに新書として出版予定です(NTT技術ジャーナル事務局)。 詳しく見る from NTT西日本 「おまかせAI 働き方みえ〜る」によるデータドリブンビジネスの展開 中堅中小企業を取り巻く経営環境は、今までにないスピードで多様化が進む中、NTT西日本ではカスタマーサクセスの実現に向けて、お客さまの業務実態をモニタし、その結果に基づく効果的かつ訴求力の高い課題解決の実現をめざすサービスとして、 2019年8月に「おまかせAI 働き方みえ〜る」をリリースしました。ここでは、中堅中小企業を取り巻く経営課題とともに、サービス提供の背景・概要、サブスクリプション型サービスとして実装したオペレーション要件、データドリブンビジネスの今後の展開について紹介します。 詳しく見る グローバルスタンダード最前線 光伝送網の多重収容技術に関する標準化動向 ここでは、ITU-Tにおいて国際標準化が進められている光伝送網規格OTN(Optical Transport Network) に加え、 5Gモバイル網向けの多重収容規格に関する最新動向を紹介します。 詳しく見る テクニカルソリューション マルチモード光ファイバの心線対照方法の検討 通信設備ビル内では、装置間を光信号で接続するために、シングルモード光ファイバとともに、マルチモード光ファイバが張り巡らされています。これら光ファイバの保守運用において、漏洩光による心線対照を行い、対象を特定することはサービス品質の維持向上の観点で非常に重要ですが、GI型マルチモード光ファイバは光が漏洩しづらく、その心線対照方法は確立されていません。今回、NTT東日本技術協力センタでは、接続替えや撤去の際に確実に作業対象のマルチモード光ファイバ心線を特定するための心線対照方法を開発しましたので紹介します。 詳しく見る Focus on the News 精華町とのAI対話システムにおける共同実験の開始について NTTは、精華町役場と共同実験を開始し、精華町の広報キャラクターである「京町セイカ」を、なりきりAI京町セイカとしてAI化する取り組みを行います。 NTTがこれまで培ってきた「なりきりAI」技術を応用し、個性的なキャラクターを持つ京町セイカが雑談のみならず、情報提供や観光案内、窓口受付といった役場業務も行う対話システムを構築します。 また、なりきりAI京町セイカを構築するにあたり、AIの学習に必要なデータ収集および実証実験を精華町、精華町民の皆様のご協力のもと実施し、企業・行政・住民の三者の協力による地域連携の取り組みとして本プロジェクトを進めていきます。 詳しく見る Focus on the News OKIとNTT Com、リモート接客オペレータの稼働状況を可視化する「コンタクトセンタークラウドサービス」を構築、OKIにて販売開始 沖電気工業(OKI)とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、クラウド型コンタクトセンターサービス「Amazon Connect」を活用し、OKIのセルフ端末用ミドルウェア「Counter Smart」とNTT ComのAIサービスなどを組み合わせ「コンタクトセンタークラウドサービス」(本サービス)を構築しました。本サービスを活用することで、店舗のリモート接客業務やコンタクトセンター業務を短期間かつ低コストで開始することが可能となります。OKIは、本サービスを店舗デジタル変革ソリューション「Enterprise DX(エンタープライズ・デジタルトランスフォーメーション)」を構成するソリューションの1つである「ストアフロント変革ソリューション」の新商品として、販売開始しました。 詳しく見る