バックナンバー

これまでに発刊した号の目次や特集記事をご閲覧いただけるほか、
pdfデータでのダウンロードも可能です。

7JULY 2020vol.32 No.07

NTTジャーナル 2020年7月号
発行日 2020年7月1日
(Web) ISSN 2758-7266 / (冊子) ISSN 0915-2318
冊子PDFダウンロード
  • アクセスポイント設計機能を備えた無線LANテスタの機能拡張開発
    屋内,屋外を問わず,無線LANを利用したインターネット接続環境が整備され,多数のお客さまがご利用になっています.その一方で,無線LANに接続できない,スループットが出ない,通信が途切れるといったトラブルに関する問合せも継続しています.そのようなトラブルの主な原因はチャネル間干渉となっており,チャネルの再設計が必要となります.そこで,NTT東日本技術協力センタでは,NTTアクセスサービスシステム研究所より無線LANアクセスポイント(AP)設計ソフトウェア技術の成果提供を受け,AP設置設計機能としてLANテスタへ組み込みましたので,その概要と利用方法について紹介します.
    詳しく見る
  • FG-AI4EE会合報告──AIを活用したICTの気候変動対策への適用と標準化動向
    AI(人工知能)やブロックチェーンなどの新技術は,さまざまなサービスの利便性・効率性を向上させる一方で,多数のセンサを用いた情報収集や学習・データ解析の際に大量のエネルギーを消費するため,導入効果と同様に環境への影響を評価する必要があります.ITU-T(International Telecommunication Union - Telecommunication Standardization Sector)では,AIを含むさまざまな新技術の環境効率評価を検討するフォーカスグループFG-AI4EEが2019年5月に設置され,2019年12月に第1回会合が開催されました.ここでは,FG会合における検討状況について紹介します.
    詳しく見る
  • 科学的なトレーニング支援技術を開発しラグビー選手を対象に有効性を実証
    NTTは,早稲田大学ラグビー蹴球部の協力を得て,ラグビー選手のストレングス&コンディショニング(S&C)のコーチングにおいて,機能素材「hitoe®」で培ったウェアラブル生体センサ技術と心理学アプローチを応用したワークショップ(WS)による行動変容介入手法を用いることにより,科学的知見を活かしたS&C強化が可能なことを実証しました.
    なお,この実験は実験主体者であるNTT,被験者としての早稲田大学ラグビー蹴球部の協力に加え,株式会社ユーフォリア,株式会社アシックスが参画し,4者の協働で行われました.
    詳しく見る
  • 大規模住民コホートデータを活用した国立大学法人東京大学との介護予防に資する共同研究の開始
    NTTと東京大学医学部附属病院(東大病院)は,2020年4月1日から3年間にわたり東大病院22世紀医療センターに設置する社会連携講座「ロコモ予防学」において,東大病院の保持する大規模コホートデータとNTTのデータ分析技術を基に,ロコモティブシンドロームの予防のための影響因子の解明,および生活習慣病・認知症などの介護原因疾患との関係性の解明,介護につながる影響因子の特定,効果的な介護予防・介入方法の検討,およびその社会実装に向けた共同研究を開始しました.
    詳しく見る
  • 光量子コンピュータチップ実現に向けた高性能量子光源の開発に成功
    NTTは,国立大学法人東京大学と共同で,室温動作可能な将来の汎用光量子コンピュータチップに必須となる高性能な量子光源(スクィーズド光源)を実現しました.スクィーズド光とは量子ノイズが圧縮された光で,これを用いることで量子もつれをつくることができます.光量子コンピュータチップ実現には広い帯域と高い圧縮率を持った連続的なスクィーズド光が必要とされています.
    詳しく見る
  • 多様なセンシングデータをリアルタイムに統合し,さまざまな未来予測を可能とする「4Dデジタル基盤™」
    NTTは,ヒト・モノ・コトのセンシングデータを,リアルタイムに高精度空間情報に精緻に統合し,多様な産業基盤とのデータの融合や未来予測を可能にする「4Dデジタル基盤™」の研究開発に着手しました.
     4Dデジタル基盤は,NTTのIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想における「デジタルツインコンピューティング」を支える基盤として,NTT R&DおよびNTTグループ会社の技術・アセットを活用し,2021年度からの機能の順次実用化と,継続した研究開発による機能拡充をめざします.
    詳しく見る
  • 全国の授業動画やプリント教材を集め,無償で学習できる取り組みを実施
    NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は,クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」上で全国の自治体や学校からご提供いただいた授業動画やプリント教材など(学習コンテンツ)を,教職員が活用することで,児童・生徒が自宅などから無償で学習可能にする「One School プロジェクト」を2020年5月7日から開始しました.
    詳しく見る
  • AIを搭載した画像診断支援ソリューションがCOVID-19の診断支援に貢献
    NTTデータと,NTTデータのインドにおけるパートナー会社であるDeepTekは,インドの病院Ruby Hall Clinicで,AIを搭載した画像診断支援ソリューションをCOVID-19診断の支援に活用する活動を開始しました.
    詳しく見る