光ファイバの標準はITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)勧告として制定されており、その内容についてはSG15(Study Group 15)にて議論され、光通信システムの進展に合わせて改訂されています。ここでは、公衆光通信網で用いられているシングルモード光ファイバ(SMF)のITU-T標準化動向および、SMFの通信容量限界を超えた超大容量伝送が可能と期待されている空間分割多重(SDM)用光ファイバの標準化に向けた取り組みを紹介します。
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、2020年末に予定されているSub-6帯の周波数帯の実用免許制度化を見据え、スタンドアローン(SA)方式のローカル5Gにおける特長である低遅延通信や、利用用途に応じたQoS(Quality of Service)通信を混在可能とするエンド・ツー・エンドスライシング(E2E スライシング)機能に関する実証実験(本実験)を、2020年10月より開始しました。