1JANUARY 2024vol.36 NTT技術ジャーナル 2024年1月号 発行日 2023年1月1日(Web) ISSN 2758-7266 / (冊子) ISSN 0915-2318 冊子PDFダウンロード
特集 挑む 人と地球のために NTT R&Dの取り組み 本記事は、2023年11月14~17日に開催された「NTT R&D FORUM 2023 ― IOWN ACCELERATION」における、島田明NTT代表取締役社長の基調講演を基に構成したもので、人と地球のために挑戦し続けるNTTのR&Dについて紹介します。 詳しく見る 特集 IOWN ACCELERATION~想像と創造~ 本記事は、2023年11月14~17日に開催された「NTT R&D FORUM 2023 ― IOWN ACCELERATION」における、大西佐知子NTT研究開発マーケティング本部長の基調講演を基に構成したもので、プロダクトアウトの視点でのR&Dと、マーケットインの視点でのR&D、2つの側面について紹介します。 詳しく見る 特集 LLM+× IOWN ~IOWNの進展、NTT版LLMの誕生、そして2つの相互作用~ 本記事は、2023年11月14~17日に開催された「NTT R&D FORUM 2023 ― IOWN ACCELERATION」における、木下真吾NTT研究企画部門長の基調講演を基に構成したもので、NTT 版LLM(Large Language Model)「tsuzumi」とIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)の実用化に向けた取り組みについて紹介します。 詳しく見る 特集 「NTT R&D FORUM 2023 ― IOWN ACCELERATION」開催報告 2023年11月14~17日の4日間にわたり、「NTT R&D FORUM 2023 ― IOWN ACCELERATION」を開催しました。本稿では本フォーラムの開催模様を紹介します。 詳しく見る 特集 サステナブルでしなやかな社会を実現する環境エネルギー分野での取り組み 本特集では、地球環境の再生と包摂的かつサステナブルな社会、「しなやかな社会」の実現に向けた革新的技術の創出に向けて、NTT宇宙環境エネルギー研究所で取り組んでいる環境負荷ゼロ技術、および環境適応技術の最新トピックスを紹介する。 詳しく見る For the Future 期待と失望が渦巻くメタバース、最前線を「温故知新」で読み解く─前編─ 旧Facebookが2021年にMeta Platforms(Meta)に社名を変えて一気に注目が集まった「メタバース」。同分野に年間1兆円もの巨費をつぎ込んだMetaは、投資に見合う成果が乏しく、便乗して参入した多くの企業も依然ビジネスモデルやユースケースは手探りの状態です。各社は総じて集客に苦戦し、メタバース事業の9割以上は失敗しているとの報告もあります。ただ、「9割以上が失敗」の裏には「1割に満たない成功例」があり、メタバース普及のカギもそこに隠れているかもしれません。本稿では前後編2回にわたりメタバースビジネスの最前線に迫ります。 詳しく見る 挑戦する研究者たち 映像に含まれる雑音を活用し、各画素の「真の明るさ」を推測する 映像符号化においては、符号化された映像を「極力きれいな」映像として復号するために、撮影した元の映像に含まれる雑音(ノイズ)を除去することがポイントとなり、それにより符号化の効率も向上します。このため、多くの撮像系研究者がこれに取り組み、現在ではランダム雑音に関しては、光子の不規則な飛来に由来するショット雑音以外は、限界まで除去することが可能となったとされています。このように嫌われる存在の雑音ですが、逆にこれを活用することでさまざまな効果を得る研究も着目されています。この雑音を活用することで、「光が持つ明るさの揺らぎを利用してデジタル値の上限を超えた明るさを推測する技術」を創造したNTTコンピュータ&データサイエンス研究所 高村誠之客員上席特別研究員に、「上限突破センシング」により画像の「真の明るさ」を推測する技術と、研究者として基本姿勢としている、「疑う」「非安住」「断らない」「寝かせる」という4つのキーワードについて伺いました。 詳しく見る 挑戦する研究開発者たち 技術のプロ集団として、現場の特異故障の解決に挑む 日本全国津々浦々にさまざまな通信設備を保有するNTTグループ。こうした通信設備やネットワークには故障等に対するサービスのレジリエンスの対策が堅牢に施されています。しかし、全国各地の環境等の現場固有の状況、接続される端末や設置環境等の固有の事情に起因する特異故障が局所的に発生することがあります。こうした特異故障に対して専門的な技術をベースに原因究明から対策実施、ノウハウの蓄積を行っているのがNTT東日本 技術協力センタです。技術協力センタにおいて主に材料技術の分野で特異故障の解決に挑む、折口壮志氏に主な事例、技術のプロ集団としての心構え、環境への取り組みに関する思いを伺いました。 詳しく見る 明日のトップランナー 光電融合技術の未来を加速させる「異種材料融合と集積技術を用いた高性能光デバイス」 データセンタトラフィックの増大やトランジスタの微細化によるLSI( Large Scale Integration:大規模集積回路)の高性能化に伴い、電気配線の伝送容量がシステムの処理性能上ボトルネックとなることが問題視されている昨今。この課題解決に向けて強く求められているのが、容易に大容量化が可能な光伝送を電子回路に近い配線へ適用するための「光電融合技術」です。光電融合の未来に向けて「異種材料融合と集積技術を用いた高性能光デバイス」の研究開発に取り組む、開達郎特別研究員にお話を伺い、新たな未来を切り拓くトップランナーの取り組みを紹介します。 詳しく見る グループ企業探訪 建設業界に対してインサイドとアウトサイドの両方の視点からアプローチできる唯一無二の会社 ネクストフィールドは、少子高齢化に伴う就業者数の減少が進み、2024年4月の労働基準法改正の残業上限規制への対応が必須となる2024年問題という大きな課題を抱える建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、建設業界にイノベーションをもたらすために設立された会社です。「DXの力で建設業界すべての人たちに、最高の場を提供する」というビジョンを掲げ、建設業界にかかわるすべての人たちに利用されるサービスを提供することをめざし、建設業界全体の発展に貢献したいと語る渡邉文隆副社長に話を伺いました。 詳しく見る
from NTT東日本 地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業への転換に向けたNTT東日本の新たな挑戦“地域循環型ミライ研究所” NTT東日本グループは「地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業」への転換をめざしています。地域の課題に向き合ってきたNTT東日本がさらに地域活性化を加速させるため、2023年2月に新組織「地域循環型ミライ研究所」(ミライ研)を設置しました。ミライ研では、日本各地にあるさまざまな資産や資源、地域の魅力を活かして、ヒト・モノ・カネ・データが循環して新たな地域価値を創り出す地域循環型社会の構築に取り組んでいます。 詳しく見る