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- 2024.04.19
R&Dホットコーナー - DX施策の幅広い展開と適用をサポートする業務改善支援技術
- 企業や自治体では、全社的な業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現のために、デジタル技術を活用した現場主導の業務効率化やDX推進部署による施策の展開等が進められています。DX推進の効果をさらに高めていくためには、現場とDX推進部署が互いに連携して、優良なDX施策を効率的かつ的確に広範囲へ展開するようなDXサイクルを実現することが必要です。ここでは、上記をめざしてNTTで開発した「業務改善支援技術」について紹介します。
- 2024.04.19
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- 2024.04.18
グローバルスタンダード最前線 - 2023年ITU世界無線通信会議(WRC-23)報告
- 無線通信が利用する電波は、国境を越えて伝わるために国際的な取り決めが必要となります。このため、国連の電気通信に関する専門機関である国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)では、無線通信規則(RR:Radio Regulations)として周波数ごと・地域ごとの電波の利用ルールを規定しています。RRは約4年ごとに見直しがされており、このことを目的として開催される国際会議がITU世界無線通信会議(WRC:World Radiocommunication Conference)です。改正されたRRは国内の電波法令等にも反映されることから、携帯電話やその他無線によるサービスを提供しているNTTグループにとってもWRCは非常に重要な会議です。ここでは2023年11~12月にかけてアラブ首長国連邦・ドバイにて開催された2023年ITU世界無線通信会議(WRC-23)について報告します。
- 2024.04.18
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- 2024.03.22
テクニカルソリューション - IPネットワークのトラブル解析を支援するツール(10Gbit/s対応パケットキャプチャ装置の開発)
- IPネットワークで難解なトラブルが発生した場合の原因究明をするためには、的確な場所(複数個所)でIPパケットをキャプチャし、通信区間の異常を特定することが有効な手段となります。NTT東日本技術協力センタでは、これまで故障対応の現場でも容易にキャプチャを実施するツールについても開発してきました。ここでは「10Gbit/s対応パケットキャプチャ装置」を紹介します。
- 2024.03.22
- 4APRIL 2024vol.36
- 最新号
- NTT技術ジャーナル 2024年4月号
発行日 2024年4月1日
(Web) ISSN 2758-7266 / (冊子) ISSN 0915-2318 - 冊子PDFダウンロード
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- トップインタビュー
- 摂動を与えつつも、摂動を意識させないのがトップの役割
- 基礎から応用までの幅広い研究開発を手掛けるNTTのR&Dは4つの総合研究所などから構成されています。そのうちの1つ、NTT先端技術総合研究所(先端総研)は「NTTの事業領域を拡大する先端技術の研究開発」「社会に変革をもたらす新原理・新コンセプトの創出」「地球環境・人にやさしい技術の研究開発」をミッションとして先端技術の研究に取り組んでいます。NTT先端技術総合研究所の岡田顕所長に、先端総研の技術戦略とトップとしての心構えを伺いました。
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- 特集
- 新たなライフ・ワークスタイルを創造する音空間技術──パーソナライズドサウンドゾーン
- 本特集では、場所を選ばずに仕事やエンタテインメント体験、新たなライフスタイルの実現に向けて「聴きたい音だけが聴ける世界、聴かせたい音だけが聴かせられる」を可能とする究極の音空間―パーソナライズドサウンドゾーン(PSZ)―の実現に向けた挑戦について紹介する。
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- For the Future
- 期待高まる国産生成AI(前編)──AIの歴史的変遷と大規模言語モデルの動向
- 2022年11月に登場した「ChatGPT」に代表される生成AI(人工知能)は世界を熱狂させ、ビジネスや生活に変革をもたらしています。その要素技術の1つが大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)で、米国のビッグテックをはじめ、各国で研究、開発が進んでいます。特に昨年来、規模の大小に加え、特定言語に対応したタイプや、金融、医療といった特定領域に適したタイプなど多様化と細分化が加速しています。本稿では前後編2回にわたり、LLMを中心にAIの歴史や現行のさまざまなモデル、国内外の法制度、開発・規制の動向を紹介していきます。
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- 挑戦する研究者たち
- 少数の学習データで高い精度を達成する「メタ学習」
- 大規模言語モデルや画像生成AI(人工知能)などが急速に世の中の注目を集めるようになってきました。これらは、膨大な量の文書や画像を使って学習することでその精度を高めています。しかし、大量のデータが手に入らない場合、高精度のAIを実現することは困難です。この問題に対処するアプローチとして少量データでの学習で高い精度をめざす「メタ学習」が近年注目されてきています。NTTコミュニケーション科学基礎研究所 岩田具治上席特別研究員に、「学習の仕方を学習する」メタ学習、研究のトレンドと今後の方向性、興味を持ち研究を楽しむ思いを伺いました。
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- 挑戦する研究開発者たち
- ビジネス課題の解決を量子技術開発により行う
- 従来に比べて極めて高速な処理が可能な量子コンピュータは、1982年に概念や原型となるアイデアが提案され、その後さまざまな概念、量子回路モデル、アルゴリズム等が提案され、1999年に初のハードウェアが登場し、2023年に初の国産の実機が稼動しました。こうした動きと連動するように、近年、課題とされていた処理規模拡大や、実現困難といわれてきた誤り訂正が条件付きで可能となり、その変化・進化は目まぐるしいものがあります。こうした量子コンピュータについて、NTTデータグループ技術開発本部 加藤拓己氏に、量子コンピュータの概説、課題、課題解決に向けた取り組み、そして、楽しいことに興味を持って発信するという思いを伺いました。
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- 明日のトップランナー
- 新たな無線周波数帯の可能性に挑戦する「高周波数帯分散アンテナシステム技術」
- データの大容量化は進歩を続け、さらなる高速・大容量伝送に向けた通信の要求が高まる現在。2030年ごろに実用化予定の6G(第6世代移動通信システム)無線では、「1ユーザの無線伝送速度を100Gbit/s以上」の超高速大容量無線伝送が議論されています。この実現には新たなブレイクスルーを引き起こす無線技術が求められています。そのような中で今回は、高周波数帯での移動通信への快適な適用を可能にする無線技術について、内田大誠特別研究員にお話を伺い、次世代通信に向けた「高周波数帯分散アンテナシステム技術」について語っていただきました。
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- グループ企業探訪
- ヒューマン・キャピタル分野を中心にEXの向上を通じてCXの高度化に貢献する会社
- NTT ExCパートナーは、ヒューマン・キャピタル改革の知見を余すことなくお客さまへ提供することを目的に、NTTビジネスアソシエとNTTラーニングシステムズが経営統合することで、2023年7月に誕生しました。「Employee Experience(EX)の向上」を通じ、「Customer Experience(CX)の高度化」等への貢献を社名に託し、お客さまの持続的成長、ひいてはSDGsやサステナブルな社会の実現をめざす思いを矢野信二社長に伺いました。
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- from NTTフィールドテクノ
- NTT西日本の通信サービスを支えるゼロタッチオペレーション
- NTT西日本グループの通信サービスを「24時間365日」監視しているNTTフィールドテクノネットワークサービスオペレーションセンタ(NSOC)では、ネットワーク故障時の対応を迅速化しサービス品質を高めることを目的に、人手を介さず運用を行う「ゼロタッチオペレーション」の実現に向けた取り組みを進めています。作業単位で自動化するツール群と、各ツールを連携させる判断エンジンを開発・導入し、ネットワーク装置故障の約5割に対して自動化を実現しました。
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